こんにちは。台風が来たり、暑さも厳しかったりで、
過ごしにくい毎日ですが、皆さんはいかがお過ごしですか?
今日の新聞を読んで、
この頃の自分を思い、改めて、アウトリーチの活動についても考えています。
小学生の時には理科が好き、嫌いじゃない子が男女とも多い、
でも、中学高校に進むにつれ、理科離れが進んでいく。。。
だから、特に女子の理系選択をより進めたいなら、
中高生へのアプローチが必要、という意見を伺いました。
確かに、中高生へのアプローチも必要なのだけれど、
私としては、小学校の時の「理科好き」の程度も課題なのだと思っています。
”嫌いじゃない”レベルの好き、と
”ワクワク、楽しくてたまらない”と言うレベルの好きは、違いますよね?
本当の面白さを感じて、知って、はまったら、
中学高校で授業が面白くなかったとしても、
親に反対されちゃったとしても、
簡単に方向を変えることはない気がする。。。
もちろん、私たちにできることは
経験を提供して、きっかけをつくり、多様性を知ってもらうところまで。
無理に方向性を曲げる気はないけれど、
でも、少なくとも、理解してほしい。保護者にも、先生にも、同様に。
そして、文系を選択しても、
「科学するココロ」の大切さは薄れはしない。
論理的に考えたり、仮説検証を重ねたり、
その活動は、実験に象徴される科学そのものだと思っています。
(昨日の日経新聞で川本裕子さんもおっしゃってました)
次世代を担う子供たちに、
自分で考える地アタマと、
ワクワク・楽しいと思う経験を少しでもたくさん、できれば深く経験してほしい。
手探り状態は継続していますが、
やっぱりその活動は私のライフワークとして発展させたいと願っています。
今の季節、こぼれダネから咲いた朝顔がとても元気。
曜白の色合いは、その花びらのやわらかさとともに、やさしい句を思い出させます。
「朝顔につるべとられて もらい水」
小学校の朝顔観察の絵日記と共に、遠い記憶・・・
”日本れきしの光” 小学3年生の頃、私の愛読書でした。懐かしいですね。