第28節 アビスパ福岡戦

福岡が勝つと一気に2位浮上で勢いづいてしまう、そういう負けられない試合です。

5時半過ぎに競技場に入ったため、抽選券はもらえませんでしたが、
# どうせ当たらないし、もらったところで何で高橋直子なんだですからどうでもいいんですが…
ローソンのおにぎり弁当でおまけのステッカーをゲット。どうせおまけと思っていましたが、意外に大きなステッカーでちょっと得した気分です。

そんなことは脇において、試合です。

試合の入りはそれなりだったのですが、ジュニーニョのゴールの後は、福岡に中盤でボールを好きなように回される非常に厳しい展開でした。

福岡は短いパスを足元でまわして、時折フリーの選手にパスが出る、しかし決定力がないため、救われるという流れを続けているのに対して、川崎はパスを受ける選手が止まっているので、福岡の前線・中盤にパスコースを完全に読まれており、ことごとくカットされるという、ほとんど目も当てられない状態でした。

特に久野、長橋の両選手の動きが非常に悪いのと、意思の通じないパスが多く、誰もいないスペースにボールだけが転がっているといった状況がいくつも見られました。

後半は修正を期待したのですが、最初のうちはあまり変わり映えのしない動きばかりで、いつ逆転されてもおかしくない、そんな状況でした。

しかし、そのような悪い状況でもきちんと得点だけは取っており、強いのか弱いのかわからないがとにかく勝っているという状況だけは今節も変わらずでした。

特に長橋が余りよくなかった右サイドにマルクスがフォローに入るようなったことで、アウグストの左サイドだけでなく、右サイドへの展開もできてきて、バリエーションが広がったことで、後半はより高い位置でボールをキープする時間が増えたことで勝利を得られたのだと思います。

しかし、まだボールを立って待っている状況、止まっている選手にパスを出すというシーンが多く、パスカットを受ける、パスを受けた瞬間に囲まれるということが多くありました。

動いてパスを受ける、動くことでスペースを積極的に作るといった、動きを作っていただきたいというのが、本日の感想です。

ということで今節の結果です。

第28節終了 (8月15日) 時点 ()内は1試合平均
項目	年間目標	累計	残り	順位
勝点	90 (2.04)	71 (2.54)	19 (1.19)	1位 ○
得点	100 (2.27)	64 (2.29)	36 (2.25)	1位 ○
失点	44 (1.00)	20 (0.71)	24 (1.50)	1位 ○
動員	220,000 (10,000)	116,242 (8,303)	103,758 (12,970)	3位 △
失点は少ない順、動員はホームのみの合計です。

2位との勝ち点差が27 (=9勝) と大きく開きました。ついに残り16試合を8勝8敗の五分でも優勝、得失点差を考えれば、7勝9敗でも優勝が見えるというところまで来ました。

これだけの差をつけているチームだからこそ、本当に強い、文句なく強いチームになってほしいと希望します。

また、今日は朝から雨が降っていたこと (試合開始時にはとっくにあがっていましたが) と、お盆に重なったという悪条件もあるでしょうが、6,000人を切る観客というのは厳しいものがあります。

何とか当初の目標である1試合あたり1万人の観客を実現してもらいたいですし、そのために強い、感動を与える試合を見せてほしいと思います。