残すところ、あと7話となった第55話を視聴して以来、
なっかなか第56話を観ることができませんでした。
もったいないから……とか、時間がないから……ではなくて、
なんだかこう、腑に落ちないというか……。
もちろん、ピダムの想いとか、ユシンの頑固なほどの真っ直ぐさとか、
そうそう、とうなずきながら観ていたのですが、
肝心のトンマンがよくわからなかったの。
すべてが理解できなければ楽しめない、わけ . . . 本文を読む
《あらすじ》
ユシンを密偵として捕らえたというポジョンに、
「王命である!」とトンマンは言った。
なぜ流刑中の罪人に王命を?
王の所行に、臣下たちは困惑を隠せない。
特にピダムは、ユシンが王命を受けていたことにショックを受ける。
「なぜ、流刑中の罪人などに国の重大事をお任せに?」
「重大事だからこそ、もっとも信頼できる人間に任せた」
「しかし罪人です」
「有能な罪人に命がけで罪を償ってもらうこ . . . 本文を読む
《あらすじ》
罰を受けに自ら帰ってきたユシンは、すぐさま牢に入れられた。
(ユシン、あなたはやはりそういう人です。
策など通用しない。だから信頼できるし、だから、手強い)
ピダムはユシンを取り調べる。
「ウォルヤに拉致されたのなら、居場所を知っているな?」
もちろんユシンには言うつもりはない。
「復耶会を売らぬのなら、なぜ陛下のもとへ戻った!」
そこへトンマンが入ってきて、ピダムに席を外せとい . . . 本文を読む
《あらすじ》
司量部に捕らわれたウォルヤは、ここにも隠れていた密偵の助けを借り、
ソルチと共に宮殿を脱出する。
トンマンは、ユシンの取り調べを許可するしかなかった。
ユシンが逆心など抱いていないことはわかっている。
しかし、彼の勢力である伽耶の生き残りが、彼を王にと望んでいる。
ユシンが生き残るためには、伽耶を捨てるしかない。
「ウォルヤの首を取ってこい」とピダムは言うが、ユシンは反発する。
. . . 本文を読む
《あらすじ》
「女王さま!万歳!」の声が、宮中にこだました。
ヨンチュンは上大等に、キム・ソヒョンは兵部令に昇格した。
「陛下、新たな時代を開くとはどういうことでしょう?」
今こそ、チヌン大帝の遺志を継ぐ時だ。
しかし、武力に頼るのではない。大切なのは人の力だ。
国の利害と民の利害を一致させれば、国は発展する。
トンマンの目標は、すべての民が土地を持ち、守るべきものを持てるようにすることだ。
言 . . . 本文を読む
《あらすじ》
ミシルは、死んだ。
ミシルの時代は終わる……。
居室から先に出てきたピダムを見て、アルチョンとユシンは不審に思う。
「ピダム!話がある。ピダムを捕まえてください」
ユシンはトンマンの命令で、馬に乗り走り去るピダムを追った。
ミシル勢力は、すべて武装解除された。
大耶城はチュンチュに任された。アルチョンが補佐をする。
トンマンは、何よりピダムと話をしなくてはならない。
ユシンが . . . 本文を読む
《あらすじ》
「息子です」
ピダムの存在を認め、側近に話したミシル。
母とは対照的に、息子は、隠した。
「私とミシルは、なんの関係もありません」
重ねて言葉を継ごうとしたピダムを、トンマンは遮る。
「もういい、お前がそういうなら、そうなのだろう」
ピダムが自分に嘘をついたのはなぜなのか、トンマンは考えている。
ソラボルにトンマン、大耶城にミシル。
すでに状況は、内戦と同じだ。
「国境の兵を動か . . . 本文を読む
《あらすじ》
ミシルの放った矢は、まっすぐトンマンの胸に飛んだ。
胸を射られ、椅子に倒れ込んだトンマンだが、
しかし、懐にいれたソヨプ刀が、彼女の命を救った。
インガン殿を守るミシルの兵たちは制圧され、王は助け出された。
ミシルは急ぎ、宮殿からの脱出を試みる。
トンマンらは、残ったミシルの兵たちに襲われるが、
そこへピダムが大勢の郎徒を連れて助けに来た。
「助かったぞ、ピダム」
「こんな無茶 . . . 本文を読む
《あらすじ》
単身、ソラボルへ舞い戻ったトンマン。
「どうぞ私を捕らえてください。
ただし、関係者をすべて集めて、公開尋問を開いていただきたい」
逮捕状が出ているとはいえ、彼女はれっきとした神国の王女。
それくらいの要求は通るはず。
「なぜ行かせた!宮殿へ戻れば死ぬぞ!」
ピダムは、恐ろしい剣幕でユシンを責める。
「簡単に殺せはしない」
「何?」
そう、ミシルもわかっている。
ここでトンマン . . . 本文を読む
《あらすじ》
トンマンの潜伏場所が発見され、チルスクが兵を率いて襲撃してきた。
建物を包囲し、投降を呼びかけるチルスク。
絶体絶命の危機に、ソファがある選択をする。
「ダメです!絶対にダメです!」
うんと言わないトンマンを、ソファは必死に説得する。
「トンマナ、母さんのいうことを聞きなさい、いいわね?」
トンマンの瞳から、涙がこぼれた。
チルスクは、突入を決意。
「王女は死ななければならない」 . . . 本文を読む