世界選手権の際の記事で、コーエンの130点がフリーでの最高記録と紹介した。
しかし、その後3/27の中部日本選手権で、浅田真央が恐ろしい演技をしたらしいのだ。フリーでは、以下のジャンプをノーミスクリアらしい。
3A、3Lz-2Lo、2A、3F、3F-3T、3Lz、3Lo-2Lo-2Lo
SP 70.81, FS 136.10, Total 206.91
フリーおよびSP+フリー合計は、従来のコーエンの記録を大幅に破る世界記録。SP+フリーで200点オーバーもおそらく世界初だろう。(もちろん各国ローカル大会の点数までは把握していないが)
詳細なジャッジは、下記公式ページを参照のこと
http://www.skatingjapan.jp/local/22/comp2004-05-03/index.htm
女子でフリーのTES74.8点とは、信じられない。
先日の世界選手権でスルツカヤがものすごい演技を見せたときでも、TESは64点である。(そのときのスルツカヤはジャンプが1回ノーカウントになっており、その分だけ見た目の印象と採点がずれているわけだが)それを10点以上上回る。TES10点差は、先日の世界選手権で、トップと5,6位の差に相当する。さらに詳細に過去記録を調べたところ、コーエンの記録が出た03-04 スケートアメリカ・スケートカナダは、PCSの採点が全体に現在よりかなり高く、TESだけなら、世界選手権のスルツカヤがISU公式大会での最高記録となる。
SPの70.81は、コーエンの71.12にわずかに及ばないけれども、これもTESでは4点以上上回っている。SPでTES40オーバーも驚異。SPでは大きく上積みできるのは最初のコンビネーションだけだからだ。
演技を見ていないから何とも言えないが、伝統的な採点を考慮すれば、SP・フリーともPCSはむしろ辛いといってもいいくらいである。
数字を見ただけでどれくらい途方もないことかわかるというのは、今の採点法の利点の一つかもしれない。
しかし、その後3/27の中部日本選手権で、浅田真央が恐ろしい演技をしたらしいのだ。フリーでは、以下のジャンプをノーミスクリアらしい。
3A、3Lz-2Lo、2A、3F、3F-3T、3Lz、3Lo-2Lo-2Lo
SP 70.81, FS 136.10, Total 206.91
フリーおよびSP+フリー合計は、従来のコーエンの記録を大幅に破る世界記録。SP+フリーで200点オーバーもおそらく世界初だろう。(もちろん各国ローカル大会の点数までは把握していないが)
詳細なジャッジは、下記公式ページを参照のこと
http://www.skatingjapan.jp/local/22/comp2004-05-03/index.htm
女子でフリーのTES74.8点とは、信じられない。
先日の世界選手権でスルツカヤがものすごい演技を見せたときでも、TESは64点である。(そのときのスルツカヤはジャンプが1回ノーカウントになっており、その分だけ見た目の印象と採点がずれているわけだが)それを10点以上上回る。TES10点差は、先日の世界選手権で、トップと5,6位の差に相当する。さらに詳細に過去記録を調べたところ、コーエンの記録が出た03-04 スケートアメリカ・スケートカナダは、PCSの採点が全体に現在よりかなり高く、TESだけなら、世界選手権のスルツカヤがISU公式大会での最高記録となる。
SPの70.81は、コーエンの71.12にわずかに及ばないけれども、これもTESでは4点以上上回っている。SPでTES40オーバーも驚異。SPでは大きく上積みできるのは最初のコンビネーションだけだからだ。
演技を見ていないから何とも言えないが、伝統的な採点を考慮すれば、SP・フリーともPCSはむしろ辛いといってもいいくらいである。
数字を見ただけでどれくらい途方もないことかわかるというのは、今の採点法の利点の一つかもしれない。