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ノルディック複合団体・日本金メダル!

2009-02-27 21:19:24 | スポーツ
現在チェコのリベレツで開催中のノルディックスキー世界選手権、複合団体で日本が金メダル獲得。とにかくめでたい!!
個人にせよ団体にせよ、ノルディックスキーで世界大会金メダルなんて一体何年ぶりだ。
ノルディックスキーは最近ほとんど見ていない。今回複合団体の金メダルを見逃したのは相当後悔している。

もう17年前になるけれども、1992年のアルベールビル五輪でのノルディック複合団体の金メダルは、今でも鮮明に覚えている。当時は滅多にできなかった夜更かしをして五輪中継のテレビの前にかじりついていた。突然日本選手がトップでゴールに飛び込んできた。とにかく驚いたというか何というか。この頃は、冬季五輪一大会でメダル一つとれるかどうか、まして金メダルなど夢のまた夢という感じだったのだ。

そのアルベールビル五輪以降数年間、日本のノルディック複合の黄金時代は、ジャンプで大差を付けて逃げ切るのが必勝パターンだった。しかし今回は違う。ジャンプでの成績は5位、そこから追い上げて先頭集団に食らいつき、最後の最後にスプリント勝負で金メダルをもぎ取った。
かつてはジャンプの比重が今よりはるかに大きく、ジャンプで数分の大差が当たり前に付いた反面、走力の差も大きく、団体戦なら1走者で1分追い上げたり突き放されたりすることも普通にあった。今ではジャンプで大差が付くことはなくなり、10秒差を追いつくか逃げ切るかという世界だ。どこか当時とは別の競技になったような印象さえ受ける。

今回の日本の金メダル獲得は、そのような競技の変化にようやく適応できてきたということなのだろう。

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