どのみち当たらないと思うけど懲りずにやる。
例によって、第1シードを最も上、第2シードを最も下になるように並べ、8分割してみていく。
今大会は、全体としてトップハーフが激戦区でボトムハーフはやや緩いという印象。特に8分割した中の5番目が極端に緩い。
最上位の選手がそろって貧乏くじなのも今回の特徴だろう。(特に1~3シード、第4シードのアザレンカはまだまし)一方、第5シードのシャラポワ、第8シードのクビトバは、ベスト8進出までは比較的恵まれた組み合わせ。これは、セレナが第7シードになったことが大きな要因だ。
1/8
キャロの悲願の初の四大大会優勝については、今回も至難の組み合わせだ。前回ローランギャロス以上に絶望的なドローかもしれない。順当なら4回戦のゲルゲスが最初の難関になる。準々決勝はシャラポワ。これでも十分厳しいが、準決勝まで進めたらおそらくセレナとの対戦。芝でこれだけの相手を倒して優勝など、全く想像もできない。
2/8
シャラポワにとっては、準々決勝までは比較的勝ち上がりやすいと思われる。順当なら4回戦はストーサーとの対戦になるので、そうなればシャラポワにとってはボーナスステージ。準々決勝も順当ならキャロとの対戦なのでチャンスは十分にある。しかし、準決勝まで進んだとして、相手がセレナにしてもリーナにしても勝てそうにない。
シャラポワは、かつて、2005年全豪から2007年全仏まで、グランドスラム10大会のうち準決勝敗退が6回で"Semipova"などと揶揄されたのだが、そのSemipova復活か。
3/8
今大会最大の激戦区。
まず2回戦でリーナとリシキの対戦となることはほぼ確実。リシキは全仏でもズボナレワを倒す寸前までいったが、剛速球サーブと強打は芝ではさらに威力を増す。3回戦では、その勝者と、ウィンブルドンベスト4経験のあるジェンジーとの対戦となるか。
しかしローランギャロスにしても今回ウィンブルドンにしても、リーナのドローの厳しさは半端ない。ローランギャロス優勝は、前評判の最も高かったシャラポワ・クビトバ・アザレンカ、前年優勝のスキアボーネを、4回戦以降で全て倒してのものだった。今大会は2回戦から厳しい相手の連続だ。
4/8
セレナとバルトリが4回戦まで勝ち上がることはほぼ確実。第2週となる4回戦まで残れば、セレナが取りこぼしをする可能性は低くなってくるが、激しい打ち合いが必至で、この対戦は大きな関門であることは確かだ。セレナがここをクリアすれば、その先は優勝まで電車道だろう(決勝で姉妹対決が実現した場合はまだしも)。
5/8
冒頭にも書いたとおり、有力選手不在の泥沼区画。スキアボーネは芝適性が全くないため上位進出が期待できない(2009年は「突然変異」のベスト8だったが、それ以外は3回戦進出さえ一度だけ)。ペトコビッチも芝では未知数。芝で近年目立った実績のある選手といえば、2010年イーストボーン優勝のマカロワくらいか。ドキッチの涙の復活とかあるとうれしいのだが。
森田はここに入っているので、ひょっとするとひょっとして大躍進かもしれない。それにしても、毎回の伊達のタフドローと何と対照的なのか。
6/8
アザレンカにとっては、前半から微妙に厳しい対戦が続き、容易なドローとは言えない。1回戦でバーミンガム優勝経験のあるRybarikova、3回戦ではローランギャロス以降好調のハンチュコバとの対戦の可能性が高い。この3回戦をクリアした選手が準決勝まで一気に勝ち抜ける可能性が高い。個人的にはハンチュコバに期待したい。
7/8
ここも泥沼の気配が漂う。クビトバはローランギャロス以降特にサーブが不安定で、早期敗退の可能性も少なくない。しかしほかに芝で有力な選手も見あたらない。現在(この記事の作成時点で)ロスマレンの決勝に残っているVinciは要注意かもしれない。
8/8
ここ1年、ズボナレワはグランドスラムでドローにも恵まれた印象が強く、前回ローランギャロスを除いてそのチャンスをしっかりとものにしてきた。しかし今回はそのラッキーもないようだ。順当なら、2回戦ベスニナ、3回戦ピロンコバと序盤から容易でない対戦が続き、4回戦はヴィーナスとの対戦の可能性が高い。
なお、伊達は、1回戦は勝てそうだが2回戦に進出すればヴィーナスとの対戦がほぼ確実。相変わらずの引きだ。
例によって、第1シードを最も上、第2シードを最も下になるように並べ、8分割してみていく。
今大会は、全体としてトップハーフが激戦区でボトムハーフはやや緩いという印象。特に8分割した中の5番目が極端に緩い。
最上位の選手がそろって貧乏くじなのも今回の特徴だろう。(特に1~3シード、第4シードのアザレンカはまだまし)一方、第5シードのシャラポワ、第8シードのクビトバは、ベスト8進出までは比較的恵まれた組み合わせ。これは、セレナが第7シードになったことが大きな要因だ。
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キャロの悲願の初の四大大会優勝については、今回も至難の組み合わせだ。前回ローランギャロス以上に絶望的なドローかもしれない。順当なら4回戦のゲルゲスが最初の難関になる。準々決勝はシャラポワ。これでも十分厳しいが、準決勝まで進めたらおそらくセレナとの対戦。芝でこれだけの相手を倒して優勝など、全く想像もできない。
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シャラポワにとっては、準々決勝までは比較的勝ち上がりやすいと思われる。順当なら4回戦はストーサーとの対戦になるので、そうなればシャラポワにとってはボーナスステージ。準々決勝も順当ならキャロとの対戦なのでチャンスは十分にある。しかし、準決勝まで進んだとして、相手がセレナにしてもリーナにしても勝てそうにない。
シャラポワは、かつて、2005年全豪から2007年全仏まで、グランドスラム10大会のうち準決勝敗退が6回で"Semipova"などと揶揄されたのだが、そのSemipova復活か。
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今大会最大の激戦区。
まず2回戦でリーナとリシキの対戦となることはほぼ確実。リシキは全仏でもズボナレワを倒す寸前までいったが、剛速球サーブと強打は芝ではさらに威力を増す。3回戦では、その勝者と、ウィンブルドンベスト4経験のあるジェンジーとの対戦となるか。
しかしローランギャロスにしても今回ウィンブルドンにしても、リーナのドローの厳しさは半端ない。ローランギャロス優勝は、前評判の最も高かったシャラポワ・クビトバ・アザレンカ、前年優勝のスキアボーネを、4回戦以降で全て倒してのものだった。今大会は2回戦から厳しい相手の連続だ。
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セレナとバルトリが4回戦まで勝ち上がることはほぼ確実。第2週となる4回戦まで残れば、セレナが取りこぼしをする可能性は低くなってくるが、激しい打ち合いが必至で、この対戦は大きな関門であることは確かだ。セレナがここをクリアすれば、その先は優勝まで電車道だろう(決勝で姉妹対決が実現した場合はまだしも)。
5/8
冒頭にも書いたとおり、有力選手不在の泥沼区画。スキアボーネは芝適性が全くないため上位進出が期待できない(2009年は「突然変異」のベスト8だったが、それ以外は3回戦進出さえ一度だけ)。ペトコビッチも芝では未知数。芝で近年目立った実績のある選手といえば、2010年イーストボーン優勝のマカロワくらいか。ドキッチの涙の復活とかあるとうれしいのだが。
森田はここに入っているので、ひょっとするとひょっとして大躍進かもしれない。それにしても、毎回の伊達のタフドローと何と対照的なのか。
6/8
アザレンカにとっては、前半から微妙に厳しい対戦が続き、容易なドローとは言えない。1回戦でバーミンガム優勝経験のあるRybarikova、3回戦ではローランギャロス以降好調のハンチュコバとの対戦の可能性が高い。この3回戦をクリアした選手が準決勝まで一気に勝ち抜ける可能性が高い。個人的にはハンチュコバに期待したい。
7/8
ここも泥沼の気配が漂う。クビトバはローランギャロス以降特にサーブが不安定で、早期敗退の可能性も少なくない。しかしほかに芝で有力な選手も見あたらない。現在(この記事の作成時点で)ロスマレンの決勝に残っているVinciは要注意かもしれない。
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ここ1年、ズボナレワはグランドスラムでドローにも恵まれた印象が強く、前回ローランギャロスを除いてそのチャンスをしっかりとものにしてきた。しかし今回はそのラッキーもないようだ。順当なら、2回戦ベスニナ、3回戦ピロンコバと序盤から容易でない対戦が続き、4回戦はヴィーナスとの対戦の可能性が高い。
なお、伊達は、1回戦は勝てそうだが2回戦に進出すればヴィーナスとの対戦がほぼ確実。相変わらずの引きだ。