全仏のドローが出たので展開など予想してみる。なお、以下の説明は、ドローを4分割して、第1シードの山を最初に、第2シードの山を最後という順番で進める。
ドロー自体は公式サイトを参照
http://www.rolandgarros.com/en_FR/scores/draws/
かなり偏りがあるという印象だ。上記の順で言えば、上側がずっと楽で下側にいくほど厳しくなっている。
1/4
モーレズモにとってはこれ以上ないラッキードロー。シュナイダーはクレーシーズンに入ってからあまり調子が上がっていないし、昨年のイバノビッチのように下位で危険な香りのする選手もいない。勝って当たり前ということが変なプレッシャーにならなければよいが。ただでさえローランギャロスの観客の前ではアメリーの力は半減(笑)になってしまうのに。
2/4
クズネツォワとシャラポワが順当に進む可能性が高い。ただし不気味な存在といえるのはサフィナである。サフィナは直前のイタリア大会で上位選手を次々と倒して決勝まで進出しており、その勢いがあればシャラポワを食う可能性もある。
クズネツォワの山にいるスキアボーネとペネッタも侮れないが、スキアボーネも昨シーズンほどの勢いは感じない。いずれにせよ、ここはロシアン2人でベスト8をしめる可能性が高い。
3/4
ベスト8進出はエナンとペトロワで鉄板だろう。しかし、現在クレーで実力No1と2と思われるエナンとペトロワが、QFで対戦するとは、実にろくでもない。ここまでくるとフランスの陰謀かと疑いたくなる。この対戦が事実上の決勝となる可能性も高い。
4/4
今回最大の激戦区。今シーズンの上位8選手のうち、マルティナだけ、昨年のポイントが全くないからランクが低く低いシードしかつかない。そのマルティナが回った分だけ激戦区になっている。
特にマルティナのドローは考えられる限り最も凶悪というくらいタフなドローである。まず3回戦でゴロヴァンと対戦で、それ以降勝ち進むとすると、4回戦がディメンティエワ、QFがクリステルス、SFでエナンかペトロワとなる。
前段で「4回戦でディメンティエワと対戦」と書いた以上、デメにとっても今大会はとんでもなく厳しいドローである。ベスト8まで進めれば上出来という感じだ。
キムはベスト8までは比較的楽に進みそうに思える。しかし、準決勝でエナンかペトロワに勝つのは難しいと思える。
優勝本命はエナンだろうが、そのエナンにとっても今シーズンのペトロワは極めて危険な相手である。早いラウンドで意外と足取りふらつく(しかし勝ち上がり)こともある。
ボトムハーフからエナンがくるにしてもペトロワにしても、困難な対戦が続いて消耗したところを利して、今度こそ(*)クズネツォワ自身が優勝、とかありそうだ。
* クズネツォワはここ2年の全仏は4回戦敗退しているが、その2年とも負けた相手がその年の優勝者(2004: ミスキナ、2005: エナン)で、しかもその2回ともクズネツォワはマッチポイントを握っていたのだ!
ドロー自体は公式サイトを参照
http://www.rolandgarros.com/en_FR/scores/draws/
かなり偏りがあるという印象だ。上記の順で言えば、上側がずっと楽で下側にいくほど厳しくなっている。
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モーレズモにとってはこれ以上ないラッキードロー。シュナイダーはクレーシーズンに入ってからあまり調子が上がっていないし、昨年のイバノビッチのように下位で危険な香りのする選手もいない。勝って当たり前ということが変なプレッシャーにならなければよいが。ただでさえローランギャロスの観客の前ではアメリーの力は半減(笑)になってしまうのに。
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クズネツォワとシャラポワが順当に進む可能性が高い。ただし不気味な存在といえるのはサフィナである。サフィナは直前のイタリア大会で上位選手を次々と倒して決勝まで進出しており、その勢いがあればシャラポワを食う可能性もある。
クズネツォワの山にいるスキアボーネとペネッタも侮れないが、スキアボーネも昨シーズンほどの勢いは感じない。いずれにせよ、ここはロシアン2人でベスト8をしめる可能性が高い。
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ベスト8進出はエナンとペトロワで鉄板だろう。しかし、現在クレーで実力No1と2と思われるエナンとペトロワが、QFで対戦するとは、実にろくでもない。ここまでくるとフランスの陰謀かと疑いたくなる。この対戦が事実上の決勝となる可能性も高い。
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今回最大の激戦区。今シーズンの上位8選手のうち、マルティナだけ、昨年のポイントが全くないからランクが低く低いシードしかつかない。そのマルティナが回った分だけ激戦区になっている。
特にマルティナのドローは考えられる限り最も凶悪というくらいタフなドローである。まず3回戦でゴロヴァンと対戦で、それ以降勝ち進むとすると、4回戦がディメンティエワ、QFがクリステルス、SFでエナンかペトロワとなる。
前段で「4回戦でディメンティエワと対戦」と書いた以上、デメにとっても今大会はとんでもなく厳しいドローである。ベスト8まで進めれば上出来という感じだ。
キムはベスト8までは比較的楽に進みそうに思える。しかし、準決勝でエナンかペトロワに勝つのは難しいと思える。
優勝本命はエナンだろうが、そのエナンにとっても今シーズンのペトロワは極めて危険な相手である。早いラウンドで意外と足取りふらつく(しかし勝ち上がり)こともある。
ボトムハーフからエナンがくるにしてもペトロワにしても、困難な対戦が続いて消耗したところを利して、今度こそ(*)クズネツォワ自身が優勝、とかありそうだ。
* クズネツォワはここ2年の全仏は4回戦敗退しているが、その2年とも負けた相手がその年の優勝者(2004: ミスキナ、2005: エナン)で、しかもその2回ともクズネツォワはマッチポイントを握っていたのだ!
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