Bergamo 3-2 Dinamo Moscow 25-21, 22-25, 14-25, 26-24, 15-10
掛け値なしに面白い試合だった!このような試合を見たのは相当久しぶりの気がする。
ベルガモの勝負強さは半端ではない。まさに常勝チーム、勝ち方を知り尽くしたチームという印象を強く受けた。この大会ベスト4に進出する前、プレーオフでのペーザロとの対戦でもそうだったけれども、このポイントを失ったら致命的というところでは絶対に失点をしない。
ディナモモスクワは、やはりガモワとゴンチャロワが高いトスを打ち下ろすのが主で、それではベルガモ相手には容易には得点をとれない。それでも第2セットから第4セットにかけては、ベルガモのサーブレシーブを崩して本来のコンビバレーをさせない状況に持ち込み、オープン攻撃になったところをブロックで止めてリズムをつかんだ。第4セットは中盤以降競り合いが続いたけれども、先にマッチポイントを握ったのはディナモだったのだ。しかし、デュースに入ってから、ベルガモがガモワをシャット、さらにサービスエースで、一気にセットを奪った。最終セットも途中までは10-10同点だったけれども、ベルガモがジョーリをシャットして流れをいったんつかんだら一気呵成だった。
一番の驚きは、キリロワが復活してチームを引っ張っていること。
キリロワがトスを上げるとどの選手も思いきってアタックできる。代表でアクロワとかシェシェニナのトスを窮屈そうに打っているのと、何という違いだろうか。43歳にしてここまできれいなトスを上げられるのだ。もはや生ける伝説の領域。
また、ロシアの若手のホープ、ゴンチャロワをほとんどフルに引っ張ってここまできたのは大きな収穫だろう。ゴンチャロワを世界の大砲に育てるのが、たぶんキリロワ最後のご奉公だろう。完全に母と娘ほど年齢が違う。ゴンチャロワはウクライナからの帰化選手である都合上、2012年ロンドン五輪の後に代表のエースで起用されることが期待される。それまでは同じウクライナからの帰化選手のマカロワが起用されそうだ。
ベルガモでは、大会最優秀選手に選出されたオルトラーニの活躍がやはり目立った。レフトからの攻撃はほとんど決まっていなかったから、困ったらライトからオルトラーニに打たせるのが正解である。
掛け値なしに面白い試合だった!このような試合を見たのは相当久しぶりの気がする。
ベルガモの勝負強さは半端ではない。まさに常勝チーム、勝ち方を知り尽くしたチームという印象を強く受けた。この大会ベスト4に進出する前、プレーオフでのペーザロとの対戦でもそうだったけれども、このポイントを失ったら致命的というところでは絶対に失点をしない。
ディナモモスクワは、やはりガモワとゴンチャロワが高いトスを打ち下ろすのが主で、それではベルガモ相手には容易には得点をとれない。それでも第2セットから第4セットにかけては、ベルガモのサーブレシーブを崩して本来のコンビバレーをさせない状況に持ち込み、オープン攻撃になったところをブロックで止めてリズムをつかんだ。第4セットは中盤以降競り合いが続いたけれども、先にマッチポイントを握ったのはディナモだったのだ。しかし、デュースに入ってから、ベルガモがガモワをシャット、さらにサービスエースで、一気にセットを奪った。最終セットも途中までは10-10同点だったけれども、ベルガモがジョーリをシャットして流れをいったんつかんだら一気呵成だった。
一番の驚きは、キリロワが復活してチームを引っ張っていること。
キリロワがトスを上げるとどの選手も思いきってアタックできる。代表でアクロワとかシェシェニナのトスを窮屈そうに打っているのと、何という違いだろうか。43歳にしてここまできれいなトスを上げられるのだ。もはや生ける伝説の領域。
また、ロシアの若手のホープ、ゴンチャロワをほとんどフルに引っ張ってここまできたのは大きな収穫だろう。ゴンチャロワを世界の大砲に育てるのが、たぶんキリロワ最後のご奉公だろう。完全に母と娘ほど年齢が違う。ゴンチャロワはウクライナからの帰化選手である都合上、2012年ロンドン五輪の後に代表のエースで起用されることが期待される。それまでは同じウクライナからの帰化選手のマカロワが起用されそうだ。
ベルガモでは、大会最優秀選手に選出されたオルトラーニの活躍がやはり目立った。レフトからの攻撃はほとんど決まっていなかったから、困ったらライトからオルトラーニに打たせるのが正解である。
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