雑記帳(新居)

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バレーボール皇后杯3回戦

2008-01-04 00:55:08 | バレーボール
ひどいものだった、東レ対パイオニアの試合は。
灰皿とか生卵とか手頃なものを持っていたら、投げていたかもしれない。監督に向かって。(後から振り返ってみれば、惨敗を喫したのはパイオニアだけでなかったわけだが。)
  • 第4セット、レシーブの大穴を2カ所も作ってどうするのか。

  • あのセッターがガンということはとっくにわかっているはずなのに、なぜもっと思い切ってほかのセッターを試さないのか。(セッターを交代させても、せいぜいセットの半分くらいで、また戻してしまう)

今更このようなことを試している場合ではないはずだ。
ビジュアルの観点から攻守のバランスを考慮すると、栗原とセナの先発は動かせないだろう。栗原への批判は多いが二段の決定力は最もましだし、セナは守備が最もまともでブロックの観点からも外せない。つまり迷うのはあと1枚を誰にするかだけだ。(抹消線の部分には、背景色と同じ文字が隠されている。)

何より腹立たしいのは、時間とともに状況がむしろ悪化しているように見えることだ。私が見た試合の中では、最初のデンソー戦が一番まともだった。
さて、この2日間は、正月3が日ということもあり、通常の応援団はどのチームにも出ていない。変わった応援いろいろを楽しめたのは意外な収穫だった。
熱心なJTサポーターの一団がおり、普通ならシンセで流す音楽まで歌いながらJTの応援をずっとしていた。
高校生チームでは唯一九州文化学園がベスト16に残った。高校生が声を途切れさせることなく応援というのは、見ている側にぐっとくるものがある。
ガスサポ(*)だけはうるさかった。
(*)FC東京には男子バレーチームもある。サッカーのFC東京と同じく、東京ガスの企業チームに起源があり、そのため通称「ガス」と呼ばれるのもサッカーのチーム同様である。

バレーボール皇后杯2回戦

2008-01-03 00:40:06 | バレーボール
今回新しく正月開催となった大会で、各チームが本気で勝ちにくるのか控えや若手のテストの場にするのか気がかりだった。
しかし、予想以上にどのチームもフルメンバーできた。それも、大学とか力の差が大きい対戦相手でさえ、いずれのチームもほとんどフルメンバーで戦っていた。控えを出すにしても、セット終盤とか第3セットに入ってからとか、勝負の大勢がはっきりしてからだった。
そのため、結果は当然、いずれの試合もVプレミアのチームが簡単に勝ち上がった。シーガルズと佐和というVプレミアのチームどうしの対戦も、順位通りにシーガルズの勝ち。

唯一予想外そして期待を裏切られたのはトヨタ車体で、レギュラーメンバーのうち3人をベンチ入りもさせない一軍半の構成。この日の対戦は、デンソー対トヨタ車体という組み合わせで、ほかの試合はともかくこの試合だけはガチンコと思っていた。
昨シーズンVプレミアに初参戦、それも最下位に終わったチームにとっては、短期勝負のカップ戦こそ狙い目と思うのだが。27試合の長丁場のリーグ戦では、どうしても地力の差が出てしまうだろう。

ドミニカが年末に大陸予選を戦っていたため、ドミニカ人選手はこの皇后杯が初登場となる。ロンドンの加わったデンソーは、一軍半のトヨタ車体相手にストレート勝ち。ロンドンの強打とブロックの高さは、やはり脅威だ。しかし、ロンドンがサーブレシーブに入る不思議な体制である。ロンドンは代表ではセンターで、サーブレシーブがまともにできるはずがない。(デンソーではサイドでの起用が予想されていたが)。この相手でも、ロンドンのサーブレシーブは半分以上があさっての方向に飛んでいる。名手櫻井といえども、ロンドンを無理にフォローしなければいけない分、ミスが増える。このままでは、上位との対戦ではここを狙われて連続失点することは必至で、デンソーがどのような意図なのか読めない。
(2コート同時進行だった関係で、この大会最も目立ったデラクルスを、この日はほとんど見られなかった。)

昨年の終わりに深谷に行ったとき、写真撮影にひどく苦労したけれども、やりやすい会場のはずのとどろきアリーナでも大苦戦。それでも画像を見たい人は→
セナ




東レ


九文の試合前の練習。ボールを足に挟んで逆立ち歩行。これは驚いた!場内からも驚きの声が上がる。九文の名物練習であり、この日はこれでも「控えめ」の部類だったそうだ。しかし東レ、高校生相手に本気はなしだろう。