今日のクライアントさんは恋愛トラウマに苦しむ男性でした。彼は30代後半のとても清潔感のある魅力的な男性ですが、恋愛が長続きしないことに悩んでおられました。彼女はすぐに見つかり出だしは好調ですぐに親密な関係になるのですが、3ヶ月もたつと彼女の方から去っていくと言うのです。失恋を繰り返すうちに、恋愛が嫌になりもう独りでいた方が楽ではないかと悩んでおられました。
彼が好きになる女性は美人で気性のはっきりした女性ばかりで、近づくタイプが間違っているのでしょうか?とも言われていました。色々話すうちに、彼は心の中でこんなシナリオを作り上げていることがわかりました。「自分のような取り柄のない男に、こんな素敵な女性がいつまでもそばにいてくれるなんてうまい話は絶対ない」ー彼が体験している失恋の現実を作り上げているのはただ一つ この思い込みだけのようです。
取り柄がない自分と信じてしまったのには様々な理由があるのでしょうが、主には幼い頃からあるがままの自分を否定されてきた悲しい歴史があるようです。そのトラウマを癒やしたらきっと彼の思い込みは薄皮を剥ぐようになくなり 同じパターンを繰り返すことはなくなると感じました。それはまた次回に…