完成された絵画

前回のblogでツインは自分が全く使わないような色を使って絵を描くと言うことを書きました。

パソコンの真っ白な画面があなたの目の前にあるとして、あなたは好きな色を使って好きな物を描いていきます。それが景色なのか、植物なのか、動物なのか、建造物なのかはわかりませんが。

そして、ツインの相手はもう一枚の真っ白な画面に必ずと言ってよいほどあなたが使う色は使わないであなたが描かないものを描いていきます。

その二枚を重ね合わせた時に、一枚の完成された絵ができるとイメージしてみてください。

あなたが花や鳥を描いて、空や大地や木々を描かなかったとしたら、ツインの相手は、しっかりと、空や大地や木々を描いてくれているのです。

これは例え話ですが、私たちの苦しみというのは相手に自分と同じ色を使って、同じ物を描いて欲しいと思うところから生じるのではないでしょうか?
感性が似ていればそうなるでしょう。けれどほとんどのツインの場合は、そうはならないのです。もしそうなってしまったら絵は完成しません。同じ色で同じ物を描く事を望んでしまうと、本当にきつい思いをしてしまいますね。前回のblogに書いたように、私たちは全ての色を持っていて、よく使う色が決まっています。使わない色はあることさえ気づいていないかもしれません。
ツインの相手はあなたが全く使わないような色をどんどん使ってあなたを驚かせるかもしれません。
その色は今のあなたにはあまり好ましく感じられないかもしれません。けれども、最終的には素晴らしい絵が完成するんです。それには時間の経過が必要ですが。

あなたが欠けていて気づいてないことや、見ようともしない事を見せてくれるのも愛のひとつの形ではないでしょうか。
バランスについて、今までいろいろ語ってきましたが、あなたが使うことを避けてきた色は必ずあなたの身近な人がそれに気づいて使って見せてくれます。

何故ならば私たちはフルカラーの世界に住んでいるからです。

創造主が与えた自由意志は素晴らしい恩恵ですが、ツインとの関係においては本当にたくさんの体験を私たちに与えてくれますね！
器を広げる時に痛みを伴うかもしれませんが、せっかくこの世界を体験するならフルカラーの世界を楽しみたいものですね(*^^*)