ヒーリングスペース ブルーローズ

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人格統合 私のケース

2024-02-06 21:39:57 | 人格統合

今回は私の人格統合に向き合ったプロセスのお話になります。

私自身は、お会いさせていただいた方からはなかなか想像できないかもしれませんが、本質というか、基本人格は、おとなしいというか、引きこもり系で非社交的、いつもボーっとして、1人で瞑想しているような人格であると思います。

そんな私が、はっきり覚えているのですが、親や、先生から散々怒られて、このまままでは自分が生きにくい、潰れてしまうと感じた小学3年の時のある日の朝、鏡を見て「今日から私は、明るく積極的になる!」と決めました。

その日に別人格を創った私は、その後クラス委員になったり、生徒会の役員をやったり、演劇部に入ったり、リーダーとして周りから見られるように変わっていきました。

これ以外にも「救世主人格」や「ピエロ人格」「調整人格」も次々生産していきました。

いつしか、いつも周りには、悩みを抱えている人が集まるようになり、問題解決に忙しく、家庭内でも、調整役というか、淡々と先回り先回りして、家がうまく回るように気を配るのが当たり前になっていきました。

 

基本人格は、底に沈められ、自分自身のアイデンティティが、「冷静沈着」「いつも穏やか」「自分のことは後回し」「ひたすら頑張る」等の人格が、自分だと思い込むようになっていきました。

確かに、私の場合、基本人格メインだと、人付き合いもできませんし、仕事もほとんどできないので、別人格はずいぶん頑張ってくれていたと思います。

私が自分自身の基本人格さんをはっきり思い出したのは、亡くなったツインレイさんに出会った時でした。

彼はまさに、私の基本人格さんを出会った時から体現されていました。「おとなしく、控えめで、非社交的でボーっとしている」

それを見た時に、最初は強い抵抗が起きました。別人格さんがおそらく、「これまでさんざ守ってやったのに今更思い出すなよ!」と暴れていたのだと思います。

でも、彼との関わりの中で、本来の自分を思い出してしまったんですね。

時間の経過と共に、抵抗がだんだんとなくなり、元々はそうだったよなぁ、こんな自分でもいいのかもなぁと思えるようになった後、突然彼は亡くなりました。彼が生きているうちに、私に会いにきてくれて、大切なことを思い出させてくれたことに本当に感謝しています。

 

その後、かなりの年月を経て、ある先生と出会いがあり、ヒプノセラピーを通して人格統合のセッションを受けました。

人格の統合のセッションでは、別人格さんの言い分を丁寧に聞いていくのですが、別人格さん達は、いかに私を助け、守ってきたかをたくさん伝えてくれました。それを聞きながら、これまで別人格さんに感謝することもなく、甘えっぱなしで、酷使していたことに改めて驚きました。

別人格さんに自分の辛さ、しんどさを全部背負わせて頑張らせていたんです。

基本人格さんは、沈められていたので、隔離された状態で守られていたんですね。別人格さんからしたら、本当にしんどかったと思います。

統合セッションで、基本人格さんと別人格さんとの和解をしてもらい、基本人格さんをベースに私の中で今は一緒に身内として、仲良く存在しているような状態です。

この統合をしてからの変化はいろいろあったのですが、知らず知らずのうちに無理をしたら身体に変調が出て、頑張れなくなりました。

基本人格さんがメインになってきたからです。

以前のように動けなくなり、いろいろ支障がある時もあるのですが、生き急ぐことなくこれでいいと今は思っています。

そんな自分を認め、周りの方たちにも理解し受け入れていただいていることにも日々感謝しています。

 

 


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