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カサンドラ症候群 症状2

2020-08-17 16:35:00 | カサンドラ症候群

カサンドラ症候群の症状として、現れてくるのが、相手からダメ出しされたり、圧をかけられるうちに、自己否定が強くなってしまい、その症状が悪化すると、諦めの境地から、無気力になる症状が出てきます。

相手に何を話しても一方通行で伝わらない、話せば話すほど、内容について話し合うこともなく、否定される、また、否定はないとしても無反応、もしくは無視されていくと、かなり苦しい心理状態に追い込まれます。相手の為を思って、何か行動を起こしたとしても、余計なお世話だと一喝されたりもします。

否定される場合、何を語ろうが、一切信じてもらえることもなく、存在そのものに対してもネガティブな言葉や態度のパワハラが続くと、怒りの感情を出しても、虚しいだけになり、徐々にその感情を抑圧していくことになります。

無反応、無視の場合は、自分の無価値感や惨めさの感情を強く炙り出されてしまう為、尚更きつい状態になるようです。

私たちの本能の一つとして、居場所を求めること、所属欲求というものがありますが、パートナーとの間でこれが満たされなくなってしまうと、自分の存在意義がわからなくなっていくのです。

カサンドラ症候群の人の殆どが、程度はありますが、鬱になるといわれています。鬱は怒りの感情の抑圧が大きな原因と言われています。また、他者との繋がりを感じれない虚しさも、鬱の原因になっていきます。あたりまえにある本能を否定しないといけなくなる為、苦しみがどんどん大きくなってしまいます。

相手はそのように、カサンドラで苦しんでいるパートナーが目の前にいたとしても、気づかないか、気づいていても、気持ちを理解して寄り添っていこうなどという気持ちには全くならないどころか、鬱陶しいとか、めんどくさい人だとしか感じない事がほとんどです。

尽くせば尽くすほど、気持ちを理解しようとすればするほど、相手の自分勝手な言動は治まらない中で、カサンドラ症候群の人は孤独地獄に陥っていくのです。

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