にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

音の色

2011年09月08日 | 日々のこと
ここ数日はずっとノラ・ジョーンズを聴いています。
彼女の音楽を聴くと、いつも緑と青が混じった深い色が浮かびます。
森のなかにいるみたい。

音や声はすごく力を持っているからなのか、疲れていたり、精神的に落ち込んでいたりすると、どうしても歌が聴けないときもあります。

そのときは無理に歌を聴かずに、ピアノやギターだけの音楽を聴いたり、なにも音楽をかけずに、木が風に揺れる音を聴いていると、また元気になって歌が聴けるようになってきます。

そんななかで、ノラ・ジョーンズやアン・サリーの声は、どちらかといえば楽器に近い感じがします。

アン・サリーさんの声は、澄んだ空のようなブルーのイメージです。

力強い歌声も、明るい歌声も好き(好きなシンガーは多すぎて数えきれません。。。)だけど、彼女らの歌は、いつ聴いても水がしみこむように空気をやわらかくしてくれます。