knock knock

押し出されてイギリス生活開始。外人の旦那と娘と戦いながら、、、独り言発していhます。。。BGMは!CNBLUE。

ブライトンからバルセロナ

2008-04-11 10:26:31 | Weblog
ブライトンはわたしがOLをやめてから語学学校に通うのに選んだ場所。
ブライトンがよかったのは当時みた映画の影響。「さらば青春の光(原題・Quadrophenia)」。そこで旦那とであった。マーガレットにもお世話になった。

ブライトンでは旦那の親友の一人のお家に泊めてもらう。
独身の彼には、年をとったお母さんがいる。ヘレン 81歳。
そのうちに他の仲間が集まってディナーをいっしょにとった。

ヘレンはぼけがきているようで、その彼女をお世話する息子としてはとても大変な環境にいる。親を捨てるわけにもいかないし、老人ホームにいれるようなお金はないし、一人っ子の彼としては母親を無視もできないし、でも彼も彼の生活があるし、、、。

ヘレンと話すと話が何度も何度もまわる。
”わたしの母親はフランス人で父親はギリシャ人だったのよ。”
からはじまって、”なんといってもあたしの母親はフランス人だったので、フランスに里帰りしたときは、自分が8歳ぐらいからランチにワインを飲んだものよ。”それから” ロンドンに住むのは好きではなかったわ。ブライトンのこの部屋からは海も見えるし、、、でも天気がねえ。海を越えればフランスで南に下ればすばらしい天気に恵まれているのに、、、、””ギリシャではクリスマスランチをお庭でとれるのよ。”何を話していても、急に ”なんといっても、わたしの母はフランス人で父はギリシャ人だったのよ。 ”の話に戻ってしまう。

数日お世話になったのだが、ヘレンの話はずっとぐるぐる回ってた。

そして、今回の旅行の大イベント!
スペイン、バルセロナ!!!
たまたま旦那の親友が出張でスペインに行くということから、バルセロナいいんじゃない!!となったのだが、バルセロナは行ってみたかった場所のひとつである。

わたしの大ヒーロー、フレディ・マーキュリーが歌った”バルセロナ”がバルセロナオリンピックで使われ、火のついた矢が聖火台までとんで聖火がともった瞬間をいまだ忘れられないわたしである。
わたしの大ヒーローその2、画家のダリ。ダリはスペインの人であり、バルセロナから2時間ほどの電車で彼の育った場所に行け、そこには彼が設計した美術館がある。フレディのバルセロナといい、ダリのバルセロナといい、人生後半が始まった今、自分の原点を振り返るようにと天の上からアドバイスが来ているのでは?と思わずにいられないほどの流れ。そうだ、バルセロナ、、、バルセロナに行ってみよう!と、私の中では大盛り上がり。

そして盛り上がった理由にはもうひとつ。
ミクシーサイトであたしのほうから無理やりメールをして、メール交換を始めた方がおられるのだが、その人が偶然にわたしたちがバルセロナにいるときにバルセロナにいると言われる!会ったこともない人にそれもバルセロナで会う???

イギリスからバルセロナは2時間の飛行。1時間の時差がある。
次の日の午後はバルセロナを歩くことになる。この距離感。
ああ、、、ヨーロッパ!!