knock knock

押し出されてイギリス生活開始。外人の旦那と娘と戦いながら、、、独り言発していhます。。。BGMは!CNBLUE。

知り合いが広がり

2013-04-24 14:24:22 | 生活独り言
現在、メタボとは別居という形式で、娘と二人、彼の国にて彼なしの生活をしているのだが、、、、
しかし、、、、だからといって、ものすごく過酷な環境にいるわけではない。。。。


メタボがいないので、食事は毎回、二人分、、、それも女子二人分を気にするだけだし。
メタボがいないので、アイロンをかけるような洋服を扱うこともなく。
メタボがいないので、娘と勝手だらだら韓国ドラマを見続けたり、、、。
メタボがいないので、週末、終日、パジャマですごすのも大有りで。
メタボがいないので、明日やればいいかああーーー後回し作業が増えても、まだ来週がある。。。。



今、住んでいる部屋に隠しカメラがあり、、、、それがメタボのMacにつながっていたら、、、、、あたしはこの世にはいないかもしれない。。。。。のだが。




そんな中、火曜日と木曜日は絶対にやる事を作った。。。
火曜日は旦那様方が大学で勉強している間、外人の奥さんが集まる会、、、、なるものに参加し。( 大学とは関係ないのだが、参加させてもらっている )
木曜日は英語のクラスが復活。
この日ばかりは、だらだらは禁物で朝、せっせと支度をしては出かけることに。

この二つの会に顔を出す事で面白い知り合いが、じりじりと広がり始めた。
この出会いがどこまで深く、真剣で、長くつながるのかは???? しかし、家でぽつりとしているよりは、遥かに達成感を感じられる時間を過ごさせてもらっているのは確かであり。


その出会いは今まで深く考えた事もなかった国から来た人たち、、、、だったりもする。

カザフスタン、、、イラク、、、、レバノン、、、、

カザフスタンの彼女は、イスラム教の女性がするケープで頭を覆っていなかったら、、、、日本で出会う女性と何ら変わりがない顔立ちの人であった。

イラクの彼女は、イラクでは社会の先生をしていたとのこと。とても穏やかで優しい。イラクというとどうもサダムフセインしかでてこない無知な私であるのだが、この女性からは戦争など、とても考えらえず。。。イラクにもバレンタインデーはあるとのこと、、、そんなことに驚く私。。。

レバノンの彼女、、、、カザフスタン、イラクの女性と同じようにイスラム教の彼女であるのだが、、、レバノンから来た彼女はケープをしていない。してないだけでなく、、、、、上側の髪は白色に近いブロンドに染め、下側の髪は赤茶色。爪は赤色っぽいマニキュアで、口紅は明るいピンク。猫目のアイラインがいつもしっかり決まっていて、キラリと光る鼻ピアス。。。うわーーーー派手な人だーーーー!という第一印象。いったい、この人は何人?? レバノンで美容関係の仕事をしていたということで、すでにこちらでも美容関係の仕事につき、イギリス人相手にはつらつと働いている、、、、客商売で慣れているせいか、、、とても明るく(客商売として、いい意味で )うるさい!!という感じの彼女、、、、



” イスラム教徒なんでしょ? どうしてケープしてないの?? ”

無知なわたしの質問は、、、こんなところから始まり。。。

” あーーーら! ケープはしても、しなくても、どちらでもいいのよーーーーー !! ”


え? そんなものなの??


美容関係の仕事をしていたという彼女はなんでもやるそうで、、、、
髪を切ったり、、、髪を染めたり、、、、ワックスで脱毛、、、、まつげのエクステンション、、、、糸で顔周りのむだ毛(?)を引き抜いて眉の形を整えたり、、


” ワックスで脱毛するの?? ”

” アラビア人ってものすごーーーーーーーく、毛深いのよ。だからワックス、絶対にしないと、、、。熊みたいなのよ。熊!! ”

熊??!! アラビア人女性、、、、ケープの下にはそんな部分を持っているのか、、、、


火曜日の集まりでイギリスについて話をした時である。
イギリスに対して持っているイメージを5つ書き出せと紙を渡された。想像力が枯れているわたしが考えられたのは、、、、

劇場だとか、、、
ロンドンバスだとか、、、
エリザベス女王だとか、、、
庭だとか、、、


そこに飛び出したのが、レバノンの彼女のコメント、、、


” イギリスってルールが多すぎるのよねーーー ”

” ルールが多すぎる??!! ”

” レバノンだったら、、、、免許書を忘れて運転していて、そんな時に免許書提示で止められても、、、、女の色気をだしてちょっと甘えた感じで押せば許してもらえるんだけど、イギリスだったらそうはいかないでしょ?!! ”




え?
そりゃ、そうだろーーーーーーがーーーーーーーーーー



レバノンとは、、、、
レバノンとはいったい、、、どんな所なのか、、、、


レバノン、、、、ベイルートは中東のパリと呼ばれ、、、、スイスにも似た感じがして、国民はあか抜けている。親日家が多い。
レバノンはとても小さな国で、電車が走っていないらしい。。。。その大きさはまさに岐阜(あたしの実家! ) ぐらいだとのこと。。。。
イスラム教にて自由やのびのび、、、、という雰囲気が少ない中東において、、、ベイルートは、、、ここだけは別世界。
15年続いた内戦。二度と繰り返したくないという思いから、他宗教に対して寛容になろうと努力しているとのこと。
大学生の比率は世界最高。教育水準はとても高い。
しかし、武力をかざし、この自由を奪い取ろうとする動きはゼロではない。、、、ここが怖いーーーーーー

かなり前にベイルートあたりを旅行された方のブログを探してみると、国境でのやりとりはとても不可思議なもので、役人は当たり前のように賄賂を受け取り、人によって請求される入国時の料金が違ったようだ、、、、ベイルートに入ると、まず気がついたのは女性のケープ姿が少ないということで、派手な感じの綺麗な人が目立ったと。。。

おいおい!
それはまさにあたしの知っているあの彼女のいっていた、、、、ルールのない社会、、、、だ、、、、
派手な感じの綺麗な女性、、、、まさに、、、まさに、、、、彼女!!



彼女は7人兄弟の一人、、、、現在55歳になる彼女のお母さんはどうしても息子がほしくてがんばったそうだ。6人姉妹に最後が弟さんだとのこと。。。。
その彼女、現在、妊娠中。10月にはお母さんとなる、、、
彼女もこの勢いで子供を生み続けるのか??
わたしはこの彼女のお腹がどんどん膨らむのを出産まで見届けることになるのか???


不思議な出会い。
不思議な始まり。
どこにつながっているのかわからない。


しかし、無駄な出会いは一つもないというのは確かである。