knock knock

押し出されてイギリス生活開始。外人の旦那と娘と戦いながら、、、独り言発していhます。。。BGMは!CNBLUE。

おしゃべりボックス 2

2014-02-05 13:28:25 | 生活独り言
” 明日あさ、またくるよ。 マイク ”

台所にメモが残り、、、ペンキ屋のおじさん、マイクは今朝もくる事に。
風呂場の天井の塗り替えということで、乾く様子を見ながらの作業とのこと、時間がかかるようだ。

いつもの作業着。
風呂場にはいり昨日の作業の経過を見る。
そこでいきなり、、、


” おい、コーヒーは ? ”

” え? はいはい、、、 ”


” 作業前に体を暖めないとな、、、! ”


といいながら、、、台所入り口にたって、、、、、、、おしゃべりが始まった。。。。。

” 家にこもっておらずに、やっぱり出た方がいいよ。娘さんとは何語で話すの? 日本語ばっかりだと上手にならないぞ! ”


ひーーー おっしゃるとおり。。。。
彼の二度目の奥さんはドイツ人、、、ヨーロピアンといっても外人である。言葉の壁には理解があるようで話し易い。


” ドイツ人の奥さんはホームシックとかはないの? ここら辺いドイツ人って多いの? ”

わたしがまたおしゃべりボックスのふたを開けてしまった。。。。。

” ホームシックにはなってないと思う。仕事しているしね。バレエのタイツやレオタードをドイツから仕入れる仕事をしているんだよ。仕事でドイツ語を使いながら毎日フルタイムで働いているよ。いや、昨年、お母さんをなくしているんだよね。だから、お母さんを思い出すと、自分がそこにいてやれなかったということで今だに泣くんだけどさ。。。 ”

このペンキ屋のおじさん、マイクは長い休みを取るのは冬と決めているそうで。イギリスが思い切り寒い時に、暖かい所に行くのが好きだとか。
ドイツ人の奥さんのお母さんが亡くなった知らせを受け取ったのもホリデーの時で、ホテルのプールサイド。。。。
ジャマイカあたりの暖かいところにいたそうなのだが、速攻、イギリスに戻りそのままドイツへと移動したとのこと、、、、
お母さんは心臓発作ということで急に倒れ、そのまま亡くなったらしく、、、、そばにいられなかったと泣く奥さんに、ペンキ屋のおじさんは同じドイツに住んでいたとしても、心臓発作ということならば何もできなかったと。苦しまずに亡くなってよかったんだと話しをしているそう。。。。


” そのドイツ人の奥さんって何歳なの? ”

” 28だよ! ”

” えーーーーー 30歳も年下??? そんなのベン(息子さん)は受け入れたの???? ”

” あったりまえだよーーー ”

といいながら、、、、それは嘘だといい。。。ドイツ人の奥さんは51歳。。。。初婚。。。。
ペンキ屋のおじさんはアルコール依存症の奥さんと離婚してから、シングルファーザーとしての働きをうまくまわすために2年はかかったという。
彼女は欲しかったけれど、子どもが何より一番にきて、それをよく思わない彼女とは長く続かなかったと。。。
息子さんともお嬢さんとも本当になんでも話すというおじさん、、、、また話しがとびだして、、、、わたしたちはずっと台所で立ち話。。。。


” ベンにお父さんが童貞をなくしたのはいつかってきかれたんだよ。え?と思いながらも、、、、正直に答えたさ、、、、13って。 ”

” え? 13?? で、そんな質問をしたベンは何歳だったの? ”

” あはは、、、自分はませた悪ガキだったんだよ。ベンは12だったかな、、、、それでさ、、、、そんな話しがあってから、買い物い行くのにベンをのせて街にでたんだよ。ベンにはガールフレンドがいてね。買い物の途中でおろしてくれって、、、彼女のところに会いにいくからって。で、オッケーとベンをおろして、自分は買い物をした。買い物をおえてベンを迎えにいったんだけど、彼女の家からちっとも出てこないんだよ。何度もクラクションをならして、やっと出て来た。ベンもものすごくおしゃべりなのに、今回は何も話さない。変だなと思ったけど、一言も何もいわず、家に到着したらすぐに自分の部屋に入り込んだ。さすがにちょっと心配になったよ。それで、ベンの部屋に行って、どうしたのか聞いてみると、、、、 男になったっていうんだ。。。彼女の家に行き、天気がよかったから森にウオーキングにいって、、、、そこでセックスしたって。。。そのあと彼女の家に戻って、またセックスしたって。。。そこに自分がクラクションならしちゃったっていうんだ。。。。。 ベンも13歳。。。 ”


” げ、、、13歳、、、、 ”


” それからはとことん、避妊のことを説明してやった。でもベンはちゃっかり自分のコンドームを持ち出していたんだよ。。。 自分は16歳の時に40歳以上の熟女と遊んだ頃があって、あの時はあの人にいろんな事を教えてもらった。そのことも全部、ベンにそのまま教えてやったよ。セックスは自分だけのものじゃない。女を喜ばせないと、、、、本も貸してやったさ。。。でもベンのやつ、、、ベッドの下の箱の中にエロ本を一杯隠してやがってさ。。。 あんたは今、一人で娘さんを育てているだろ? 一人でお母さん役もお父さん役もしないとだめだよ。なんでも話し合える環境というのはとても大切だよ。あんたみてると、自分がシングルファーザーだった頃の時を思い出してね。。。ジェマなんてさ、、、(お嬢さん) ベンとジェマと自分と三人で砂浜を歩いてる時に、、、16歳のジェマ、、、、処女をなくしたって言い出すからさ、、、、、え? 自分の赤ちゃんが女になっちゃった、、、、ってがっくり来たのと同時に、処女をうばった男の首をちょんぎりたい気持ちで一杯だったさ。 でジェマにボーイフレンドをつれてこい!!! って言ってやった。 後日、ジェマの彼であるポールがびくびくでやってきてさ。。。。 避妊のことをとことん言い聞かせ、ジェマがいやがるようなセックスはするなって言ってやったよ。少しでもジェマを悲しませたらだだでおかないからって、、、、 数年後にジェマはポールと別れて、、、ポールは警察にやっかいになってばかりいるやつだったから、、、別れてよかったさ。。。。ジェマは今ではすごくしっかりしたやつを捕まえてね、、、、数年前も買いたいと思っている家を一緒に見てくれって。どんどん大きな家に移り住んでいる。あの時にあの野郎と続いてなくてよかったよ ”


おじさんの話しは続いた。。。。
どんどん、、、どうしてセックスの話しになるのかよくわからなかったけど、、、、ベンやジェマの個人的情報を聞かされて、、、それでもまだまだ話しは続き。。。。。
でも、、、フレンドリーなペンキ屋マイク、、、、、あたしの口からは、、、


” 話しは全然違うんですけど、、、、ほら、、、あの道を娘の学校に行くために右折するのってすごく難しいのだけど、黄色信号で素早くわたるのはありなの?? ”


わたしの悩みの種である運転へ話題を変えてみた。
気のいいおじさんは、それよりも簡単な道があると地図を書き始めてくれたのだが、、、、自分が乗せてやるから道を見てみろ、、、という話しに発展。そこを、、、、


” いや、わたしが運転するから隣に乗ってもらえますか? ”


ペンキ屋のおじさんに横に乗ってもらい、娘の学校まで一走り。。。いつもは遠回りしていたのだが、これでちょっと近道を発見。
いやあ、、、助かった。


” 誰に後ろからクラクションをならされようが、自分であぶないと思ったら自分の判断を信じる。焦らない。自信を持つ。練習だよ。 ”

” 本当に助かりました!! よかったーーー! ”

” コーヒーだな! 用意はできているか? ”



ペンキの本業はすでに終了で、ほとんどがコーヒーと身の上話。。。第二弾おしゃべりタイム。。。。


車から降りてからは、とうとう、彼のiPhoneが登場、、、、、

ベンとベンの彼女、、、その息子くん、、、ジェマの二人の娘、、、、三人のお孫さんが遊ぶ姿、、、それも動画、、、、、
ドイツ人の奥さんの作るケーキ、、、、育てているお花、、、、、、ホリデーですごしたホテルの部屋、、、、、、、

見せてくれる数数の個人的な写真、、、、、、


” ベンの彼女ってジェニファーアニストンに似てるだろ? ほら、フレンズに出てた彼女! ” 





ペンキ屋のおじさん、、、、
うちも家を買うことになったら相談したいぐらい。。。。
人の物をうらやましがるのは無駄な感情とは知りながら、、、、、、




隣の芝生が青すぎるーーーーーーーーーー