覚える試練

昔、東京の地下鉄にて、目の前に座っていた女の子が分厚いマニュアルを読んでいたのを思い出す。
ドトールコーヒーだか、、、、どこかのコーヒーチェーン店のマニュアル本だったと思うのだが、、、
アルバイトを始めたばかりなのか、、、、
あのマニュアル本の分厚さを見ただけで、私がここで働くのは絶対に無理だと思った。。。。



そして、、、、今になり、、、、、、


メニューをおぼえることに。。。。
コーヒーの入れ方を覚える事に。。。
レジ打ちを覚える事に。。。。。。
掃除の手順を覚える事に。。。。。


引っ越しと段ボール生活が上にのしかかり。。。。。本当に疲れている。。。。私は本当に疲れている。。。。



だいたい、、、とても質の悪い脳みそなのだ。。。。
きつすぎる。。。。。
焦る。。。。
オタオタおする。。。
言われていることが聞き取れない。。。。
頭の中、真っ白。。。。。

























私のあたふたの横で、、、、本当に上手にあっち、こっちと動き回り、仕事をこなす、、、、Mさん。
私に仕事を紹介してくれた日本人の若い女性。
外人と普通にいろんな話を楽しそうに話し。
ちゃんと手は動き、目はポイントを押さえ。
上手にまとめて、動きに無駄がなく。
このカフェで４年ほどフルタイムで働いている。

経験者なんだから、上手に振る舞えるに決まっている、、、、、のだろうが、、、、、、

いやあ、、、彼女は賢い！　彼女は上手！　彼女は鋭い！



私、、、、これではやばいじゃん。。。。。。
私だってイギリスで暮らして、、、、４年たった、、、、、この差はなんだ、、、、、、ひどすぎるーーーーーーーーーーー
同じ日本人なのに、、、、痛すぎる、、、、、、





連日、落ち込む私の姿に嫌気をさしたメタボの一撃が飛んできた。。。。



”　考えても見なよ。自分の上司が仕事ができないって最悪だよ。君の上司は仕事ができる人でよかったじゃないか？！　”



納得。
ありがたいことだ。
わかっている。





このツルツルの脳みそ。。。。。
どうにか頑張ってもらわないと。。。。
せっかく頂いた働くチャンス。。。。紹介してくれたMさんの顔を潰したくない。