アップルちゃんは入院中。
駅の向こう側に住むアンにお届けとなると、、、もう歩くしかない。
バスはあるのだろうが、どのバスを待てば良いのか探すなら歩き始めるぞ。
私の住むバースは盆地状態。駅の反対側に住む私は、まず道を下って。町の中心を通り抜け。駅の反対側に出たら、長い坂道を登り始める。
何度もバスに追い越されるも、家にこもっていた私にはちょうどいいウオーキング。誰と歩調を合わせる事なく。独り言ぶつぶつ。時々すれ違う人、95%はマスク無し。
アンの家には2度行った事がある。一度は引っ越す前の町に近い場所。2度目は駅反対の現在の場所。3人の子供がそれぞれの道を歩み始め、今までの家の周りの、学生受け入れのための増築に賛成できずの引っ越しだった。それでも元気な時のアンは、駅反対の坂の上の家から自転車で、町の中心まで通勤していたっけ。教会で教える英語。専門学校で教える英語。英語の先生として働き出したのは遅かったようだが、最後はオンライン授業でも仕事は続けたらしい。
水を持って来なかった事に後悔。マスクでメガネが曇るためメガネは外す。ごちゃごちゃと詰まって建っていた状態の家が、町から遠くなるほどサイズが大きくなり。それぞれの家からオレンジ色の優しい電気の色が見えた。多くの家は家の前を駐車場として解放。そうだよねーーー 家には絶対、駐車場が欲しいよね!!!!!すごく納得しながら歩き続けた。
あーー やっぱりバスに乗るべきだったかと後悔しながら、そのまま目指すはアンの家。。。
糸処理をして、包装紙で包んで。お悔やみのカードを書き。
左が最初に編めた靴下。
右がアンの亡くなった事を知ってから編んだ靴下。
編み方に力が入りすぎたのか、模様の入り方がこんなに違ってしまった、、、、が、やり直している時間はない。
坂道入れて1時間半ほど歩き続け、アンの家に到着。郵便受けに無理矢理、袋を押し込み。このままUターン。
帰りは違う道を辿り、こんな大きな家に住んでたらどんな感じ何だろうと想像しながら。こんな道もあるのか、、、長くても下り坂は悪くない。スーパーに買い物に寄り、結局、帰りも1時間半ほど歩き、やっと自宅に到着。夕飯の用意を始めようとしたら、アンの旦那さんからのメール。靴下、受け取ったと。サイズが同じだから娘が履かせてもらうと。(ちゃんと履けるといいんだけど、、、) これからも連絡、続けてくれていいからと。
アンと旦那さんには、娘の受験でもお世話になった。イギリスでは受験の時に必要なパーソナルステイトメントという、自分がどれだけこの大学に入りたいのか語るエッセイを書く必要があるのだが、娘のを2人に読んでもらいアドバイスを受けた。旦那さんは数学の先生でもあったので、娘が数学で詰まったら教えてもらいたいとまでお願いしていた。もちろん毎回、すごく協力的な返事をくれて、自分には秘密兵器がある気持ちにさせてもらっていたっけ。
アン、、、お二人の協力があったのにも関わらず、うちの娘は浪人中。試験を受け直し面接もやり直し。今、良い返事を待っているところ。そこまで報告したいから、旦那さんにはメールさせてくれと頼んだ。娘の良い話しをアンにも報告したいと、、、、
大昔、ブライトンという場所の語学学校に通っていた時、私はイギリス人のおばあちゃんの家に居候させてもらった。おばあちゃんの台所には絵が飾ってあり、そこには、、、
「 明日やればいいじゃないー!」
というメッセージに、ソファに横になった女性がワインを傾けていた。その後ろの台所はごちゃごちゃのまま。
このメッセージを見ながら、おばあちゃんとよく笑ったわけなのだが、、、、実際、明日やるーーは私の性格そのままだ。おばあちゃんを笑えない。明日やろうとした物/事が溜まりすぎて58年、、、、
わかっていたとはいえ、こんなに急にアンがいなくなり。
明日が来るって、当たり前じゃないんだ、、、、と思うばかり。
明日やればいいだなんて、明日が来る事が前提なわけだけど。
そんな保証は誰にもないという事、、、、だ、、、、
火曜日 スパゲティにほうれん草と生ハム。
駅の向こう側に住むアンにお届けとなると、、、もう歩くしかない。
バスはあるのだろうが、どのバスを待てば良いのか探すなら歩き始めるぞ。
私の住むバースは盆地状態。駅の反対側に住む私は、まず道を下って。町の中心を通り抜け。駅の反対側に出たら、長い坂道を登り始める。
何度もバスに追い越されるも、家にこもっていた私にはちょうどいいウオーキング。誰と歩調を合わせる事なく。独り言ぶつぶつ。時々すれ違う人、95%はマスク無し。
アンの家には2度行った事がある。一度は引っ越す前の町に近い場所。2度目は駅反対の現在の場所。3人の子供がそれぞれの道を歩み始め、今までの家の周りの、学生受け入れのための増築に賛成できずの引っ越しだった。それでも元気な時のアンは、駅反対の坂の上の家から自転車で、町の中心まで通勤していたっけ。教会で教える英語。専門学校で教える英語。英語の先生として働き出したのは遅かったようだが、最後はオンライン授業でも仕事は続けたらしい。
水を持って来なかった事に後悔。マスクでメガネが曇るためメガネは外す。ごちゃごちゃと詰まって建っていた状態の家が、町から遠くなるほどサイズが大きくなり。それぞれの家からオレンジ色の優しい電気の色が見えた。多くの家は家の前を駐車場として解放。そうだよねーーー 家には絶対、駐車場が欲しいよね!!!!!すごく納得しながら歩き続けた。
あーー やっぱりバスに乗るべきだったかと後悔しながら、そのまま目指すはアンの家。。。
糸処理をして、包装紙で包んで。お悔やみのカードを書き。
左が最初に編めた靴下。
右がアンの亡くなった事を知ってから編んだ靴下。
編み方に力が入りすぎたのか、模様の入り方がこんなに違ってしまった、、、、が、やり直している時間はない。
坂道入れて1時間半ほど歩き続け、アンの家に到着。郵便受けに無理矢理、袋を押し込み。このままUターン。
帰りは違う道を辿り、こんな大きな家に住んでたらどんな感じ何だろうと想像しながら。こんな道もあるのか、、、長くても下り坂は悪くない。スーパーに買い物に寄り、結局、帰りも1時間半ほど歩き、やっと自宅に到着。夕飯の用意を始めようとしたら、アンの旦那さんからのメール。靴下、受け取ったと。サイズが同じだから娘が履かせてもらうと。(ちゃんと履けるといいんだけど、、、) これからも連絡、続けてくれていいからと。
アンと旦那さんには、娘の受験でもお世話になった。イギリスでは受験の時に必要なパーソナルステイトメントという、自分がどれだけこの大学に入りたいのか語るエッセイを書く必要があるのだが、娘のを2人に読んでもらいアドバイスを受けた。旦那さんは数学の先生でもあったので、娘が数学で詰まったら教えてもらいたいとまでお願いしていた。もちろん毎回、すごく協力的な返事をくれて、自分には秘密兵器がある気持ちにさせてもらっていたっけ。
アン、、、お二人の協力があったのにも関わらず、うちの娘は浪人中。試験を受け直し面接もやり直し。今、良い返事を待っているところ。そこまで報告したいから、旦那さんにはメールさせてくれと頼んだ。娘の良い話しをアンにも報告したいと、、、、
大昔、ブライトンという場所の語学学校に通っていた時、私はイギリス人のおばあちゃんの家に居候させてもらった。おばあちゃんの台所には絵が飾ってあり、そこには、、、
「 明日やればいいじゃないー!」
というメッセージに、ソファに横になった女性がワインを傾けていた。その後ろの台所はごちゃごちゃのまま。
このメッセージを見ながら、おばあちゃんとよく笑ったわけなのだが、、、、実際、明日やるーーは私の性格そのままだ。おばあちゃんを笑えない。明日やろうとした物/事が溜まりすぎて58年、、、、
わかっていたとはいえ、こんなに急にアンがいなくなり。
明日が来るって、当たり前じゃないんだ、、、、と思うばかり。
明日やればいいだなんて、明日が来る事が前提なわけだけど。
そんな保証は誰にもないという事、、、、だ、、、、
火曜日 スパゲティにほうれん草と生ハム。