天気予報通り、、、、
大雨。。。。
娘が大学の寮に移動する日なのに、、、、本当に大雨。
そして移動当日なのに、まだ準備中の娘。
本当にやめてもらいたい。
そこに元メタボからFaceTime、、、彼は移動当日の娘と話しがしたい。その本人はまだ準備100%じゃ無いから時間が気になる。私もチラチラ時計に目がいき、元メタボはそれに逆ギレ。そんな元メタボに娘が逆ギレ。めちゃ重たい雰囲気での出発となってしまった。。。。。
この移動にあたりいつもお世話になっている友人の旦那さんに頼ろうとは思っていたのだが、いくらぐらいお礼をすればいいのか考えていた時に、カフェの常連さんと話しをした。彼は元タクシー運転手。ロブ!この彼、余命宣告された前立腺ガンの患者さん、、、タクシーの仕事をやめたのもガンのため。娘のロンドン移動の話しをしていたら、自分がまだ生きていたら自分が乗せて行ってあげると言い出し。浪人した娘のその後を気にしてくれ。後に引き下がれ無くなった、、、、そこでこのままこの彼にお願いする事に。。。。
大雨の中、予定通り迎えに来てくれたロブ。黒いトヨタのハイブリッド車。娘の荷物の数を見てあんぐりーーーー まじ多いじゃんーー
ざばーーーーんと水をはねながらの運転。なぜ今日、こんな大雨降りになるかなあ、、、、わたしたちを後部座席に座らせて、助手席には娘の荷物。3人ともマスク着用。ざばーーーんと水をかき分けてどんどん進む。半分以上来たところでコーヒーブレイク。彼はサービスエリアの入り口に一番近い場所に駐車。え?ここは身体障害者用の駐車場だよと言うと、、、
「 自分は身体障害者では無いけど、ガン患者だからブルーバッジ( 駐車場の特別許可証) を持ってるんだよ、」
あーーーーそうなのか、、、、
彼のためにコーヒーを買い。娘はサンドイッチとケーキ。私は何も喉を通らず。
座る席を陣取っていた彼、、、いつのまにかラップトップを操作してる、、、、
「 ロンドンまで2人には日本の映画でも見ててもらおうと思って用意してたんだけど、あんなに荷物があるとは思わないから、ラップトップを置く場所が無くなっちゃたよ。ほら、、、これ、、、日本の映画でしょ?」
へえ、、、そんな事まで考えてくれてたのか、、、、見せてくれた動画、、、、え?それは韓国映画!いくつか見せてくれた動画、、、、全部日本語ではなく、、、、韓国語映画、、、中国語映画、、、、
「 えーーー日本語映画って検索して出てきたんだよ?! おっかしいなあー 」
自分の不摂生な生活が元で、ガンになった。ちゃんと生きろ!という警告だと受け止めているけど、痛すぎる警告だったと、、、
食生活も見直し。ガンの事、色々調べて勉強し。毎日朝起きてまだここにいる事をありがたいと思うと。まだ死にたく無いとますます思うと、、、タクシー運転手として働いていたのだが、どうしても背中が痛くてやっと病院に行き、前立腺ガン発見まで7週間かかったそうで、、、
「 7週間かかって分かった答えが、、、前立腺ガン、、、完治は望めないと、、、、もう絶句だった。看護婦として42年働いたお姉さんに来てもらって一緒に病院に行ったんだけど、、、もう泣いたさ。。。。でもお姉さんが冷静でね。明日亡くなるわけじゃない。ガンを受け止めて一緒に生きるべきだと、、、それから食生活を見直し、ガンを前向きに受け止めて生きているんだ。。。。」
スコットランドで母子家庭に生まれた彼。産後鬱で、助産師だったお母さんが自殺。5歳年上のお姉さんと一緒に孤児院で育つも、スコットランドの田舎では仕事も無いと言うので、イギリス軍に入隊。パラシュート部隊に入りトレーニングを色々受けたと、、、、出てくる出てくるいろんな話し、、、、かなり長いコーヒーブレイクとはなったが雨は小雨にもならず。。。。。再度、高速に戻る。渋滞に巻き込まれながらロンドンに入り。夢のような大きなお屋敷通りを抜けて。
「 お!あのビルだね!!」
ロブ、、、、娘の行く大学の名前をタワービルに見つけてくれた。目がめちゃくちゃいいじゃんーーー
大学寮の目の前、、、こんな普通の道路なのに、どこに駐車するの???駐車場があるわけではなく。600人ほどの生徒収容の学生寮。引っ越し関係者は路駐状態。。。、しかし一台、止まっていた車が出たーーーーーーーー あの車の出た後に入り込めーーー!!願わくばもっと寮に近いところに車を置ければよかったのだが、とにかく路駐である。ここが開かなかったらもっと先まで行って止める事になったわけだ。。。。あーーー 神様ーーーーー ありがとうございますーーー 元タクシー運転手のロブ、、、縦列駐車などへっちゃら。娘は先に車から出て受付に。雨はざんざか、、、この沢山の荷物、どうやって移動させる???空港にあるようなカートが学生寮にはあるのだが、600人近い生徒の入居である、、、そのようなカートは誰かしらがすでに使っており空きを待つには時間が見えなさすぎ。そこでロブが見つけて来たのが、放置してあったスーパーマーケットのショッピングカート、、、、、これを使うしか無い、、、、、
学生寮はタワーマンション。娘は10階フロア。基本的に完全1人部屋でトイレ/シャワー付き。台所だけ6人ほどで共用。2人部屋もあるのだが、コロナのために1人で使用という事に。この場合、1人で広めの部屋がもらえるのだが、娘は1人部屋のため、、、、こんな感じ、、、お世話になったショッピングカートと一緒に記念撮影。。。。
狭い、、、、
さすがロンドン、、、、
狭い部屋は東京だけじゃない!
同じコースに通う仲間を見つけて一緒にいると娘からメッセージ。
娘とやっと話しができたのは夜11時過ぎ。私はその前に元メタボに報告メール。
「 ベッドに乗せるマットレスとシーツ、、、サイズが合わずに使えないんだけど、、、」
えーーーーー
学生寮のベッド、、、、確認もせずにシングルベッドだと思い込んでいた、、、用意したのは全てシングルサイズ、、、、
そう言えば、、、
ベッド、、、、大きかった、、、、ぞ。。。。
「 ダブルサイズなんだよ、、、でも同じコースの人にシーツ借りた!!」
おーー早速サバイバル術!
そして便利な世の中。
月曜日にはダブルサイズのシーツとマットレストッパーは娘の元に到着予定。
月曜日には誕生日の娘。
20歳。
あっという間に20年。
やはり涙が溢れてくる。
土曜日。一食もまともに食事取れず。
大雨。。。。
娘が大学の寮に移動する日なのに、、、、本当に大雨。
そして移動当日なのに、まだ準備中の娘。
本当にやめてもらいたい。
そこに元メタボからFaceTime、、、彼は移動当日の娘と話しがしたい。その本人はまだ準備100%じゃ無いから時間が気になる。私もチラチラ時計に目がいき、元メタボはそれに逆ギレ。そんな元メタボに娘が逆ギレ。めちゃ重たい雰囲気での出発となってしまった。。。。。
この移動にあたりいつもお世話になっている友人の旦那さんに頼ろうとは思っていたのだが、いくらぐらいお礼をすればいいのか考えていた時に、カフェの常連さんと話しをした。彼は元タクシー運転手。ロブ!この彼、余命宣告された前立腺ガンの患者さん、、、タクシーの仕事をやめたのもガンのため。娘のロンドン移動の話しをしていたら、自分がまだ生きていたら自分が乗せて行ってあげると言い出し。浪人した娘のその後を気にしてくれ。後に引き下がれ無くなった、、、、そこでこのままこの彼にお願いする事に。。。。
大雨の中、予定通り迎えに来てくれたロブ。黒いトヨタのハイブリッド車。娘の荷物の数を見てあんぐりーーーー まじ多いじゃんーー
ざばーーーーんと水をはねながらの運転。なぜ今日、こんな大雨降りになるかなあ、、、、わたしたちを後部座席に座らせて、助手席には娘の荷物。3人ともマスク着用。ざばーーーんと水をかき分けてどんどん進む。半分以上来たところでコーヒーブレイク。彼はサービスエリアの入り口に一番近い場所に駐車。え?ここは身体障害者用の駐車場だよと言うと、、、
「 自分は身体障害者では無いけど、ガン患者だからブルーバッジ( 駐車場の特別許可証) を持ってるんだよ、」
あーーーーそうなのか、、、、
彼のためにコーヒーを買い。娘はサンドイッチとケーキ。私は何も喉を通らず。
座る席を陣取っていた彼、、、いつのまにかラップトップを操作してる、、、、
「 ロンドンまで2人には日本の映画でも見ててもらおうと思って用意してたんだけど、あんなに荷物があるとは思わないから、ラップトップを置く場所が無くなっちゃたよ。ほら、、、これ、、、日本の映画でしょ?」
へえ、、、そんな事まで考えてくれてたのか、、、、見せてくれた動画、、、、え?それは韓国映画!いくつか見せてくれた動画、、、、全部日本語ではなく、、、、韓国語映画、、、中国語映画、、、、
「 えーーー日本語映画って検索して出てきたんだよ?! おっかしいなあー 」
自分の不摂生な生活が元で、ガンになった。ちゃんと生きろ!という警告だと受け止めているけど、痛すぎる警告だったと、、、
食生活も見直し。ガンの事、色々調べて勉強し。毎日朝起きてまだここにいる事をありがたいと思うと。まだ死にたく無いとますます思うと、、、タクシー運転手として働いていたのだが、どうしても背中が痛くてやっと病院に行き、前立腺ガン発見まで7週間かかったそうで、、、
「 7週間かかって分かった答えが、、、前立腺ガン、、、完治は望めないと、、、、もう絶句だった。看護婦として42年働いたお姉さんに来てもらって一緒に病院に行ったんだけど、、、もう泣いたさ。。。。でもお姉さんが冷静でね。明日亡くなるわけじゃない。ガンを受け止めて一緒に生きるべきだと、、、それから食生活を見直し、ガンを前向きに受け止めて生きているんだ。。。。」
スコットランドで母子家庭に生まれた彼。産後鬱で、助産師だったお母さんが自殺。5歳年上のお姉さんと一緒に孤児院で育つも、スコットランドの田舎では仕事も無いと言うので、イギリス軍に入隊。パラシュート部隊に入りトレーニングを色々受けたと、、、、出てくる出てくるいろんな話し、、、、かなり長いコーヒーブレイクとはなったが雨は小雨にもならず。。。。。再度、高速に戻る。渋滞に巻き込まれながらロンドンに入り。夢のような大きなお屋敷通りを抜けて。
「 お!あのビルだね!!」
ロブ、、、、娘の行く大学の名前をタワービルに見つけてくれた。目がめちゃくちゃいいじゃんーーー
大学寮の目の前、、、こんな普通の道路なのに、どこに駐車するの???駐車場があるわけではなく。600人ほどの生徒収容の学生寮。引っ越し関係者は路駐状態。。。、しかし一台、止まっていた車が出たーーーーーーーー あの車の出た後に入り込めーーー!!願わくばもっと寮に近いところに車を置ければよかったのだが、とにかく路駐である。ここが開かなかったらもっと先まで行って止める事になったわけだ。。。。あーーー 神様ーーーーー ありがとうございますーーー 元タクシー運転手のロブ、、、縦列駐車などへっちゃら。娘は先に車から出て受付に。雨はざんざか、、、この沢山の荷物、どうやって移動させる???空港にあるようなカートが学生寮にはあるのだが、600人近い生徒の入居である、、、そのようなカートは誰かしらがすでに使っており空きを待つには時間が見えなさすぎ。そこでロブが見つけて来たのが、放置してあったスーパーマーケットのショッピングカート、、、、、これを使うしか無い、、、、、
学生寮はタワーマンション。娘は10階フロア。基本的に完全1人部屋でトイレ/シャワー付き。台所だけ6人ほどで共用。2人部屋もあるのだが、コロナのために1人で使用という事に。この場合、1人で広めの部屋がもらえるのだが、娘は1人部屋のため、、、、こんな感じ、、、お世話になったショッピングカートと一緒に記念撮影。。。。
狭い、、、、
さすがロンドン、、、、
狭い部屋は東京だけじゃない!
同じコースに通う仲間を見つけて一緒にいると娘からメッセージ。
娘とやっと話しができたのは夜11時過ぎ。私はその前に元メタボに報告メール。
「 ベッドに乗せるマットレスとシーツ、、、サイズが合わずに使えないんだけど、、、」
えーーーーー
学生寮のベッド、、、、確認もせずにシングルベッドだと思い込んでいた、、、用意したのは全てシングルサイズ、、、、
そう言えば、、、
ベッド、、、、大きかった、、、、ぞ。。。。
「 ダブルサイズなんだよ、、、でも同じコースの人にシーツ借りた!!」
おーー早速サバイバル術!
そして便利な世の中。
月曜日にはダブルサイズのシーツとマットレストッパーは娘の元に到着予定。
月曜日には誕生日の娘。
20歳。
あっという間に20年。
やはり涙が溢れてくる。
土曜日。一食もまともに食事取れず。