そんな簡単に？！？！

「　私に会えなくて寂しかったあ？！　」


大きなクリクリした目で私の真正面から、、、
17歳のパリス、、、、



悲しいのだが、小さな頃からうちの娘は甘えてくるタイプでは無いので、こういう会話にどう反応すればいいのか戸惑う私ではあったが、、、、



最近は慣れた。


「　パリスーー　寂しかったよーーー　」



次に彼女から、、、



「　私、学校、やめちゃった！　」










えーーーーーーー
確かに先週、選んだコースが考えていたようではなく時間の無駄に思うと、学校を辞めたいと話してはいた。私はアジア人の親として、せめて高校はちゃんと卒業した方がいいのでは？と発言はしていたのだが、、、、一応、9月から始まる専門学校のコースに切り替えるらしい。学校ってこんなに簡単に辞めれるの？！？！




「　9月からのコースは決めて来たのね？　」

「　そう。人事課のような仕事をしたいからそういう方面を勉強するコース。だからそれまでこのカフェで毎日とか働けるかなあ、、、　あきこは普段は誰と働いてるの？！　」


「　もうすぐエミリーが辞めて旅行に出るから、カフェでは働けるのでは？カフェ上司に聞いてごらんよ。お母さんとは話したの？！」


パリスは継父と合わず家を出て、ボーイフレンドの家族と暮らしている。自分の親とは会っていない、、、、


「　お母さんと話した、、、、お母さんは妊娠したという報告かと思っていて、、、、学校の事を話したら、あなたがそうしたいにならって。。。。」




えーーーそこ？！？！？！？





この話しをカフェ上司にしたパリス、、、、
性格の悪いカフェ上司ですら激怒。入り込んではまずいか、、、、と思われた2人の重い会話。私は透明人間になり別の仕事を続けた。。。。カフェ上司、、、、怒ってるのがわかる、、、、



パリス、、、、半泣き、、、、、







学校、、、、、
楽しい場所ではない場合もある、、、、


けど、、、、
そんなに急に辞める場所/空間/時間では無いと思う、、、、、



9月から始まる専門学校のコースが好きじゃなかったら、、、、パリス、、、、どうするの？！？！




パリスにとってはおばあちゃんの歳にあたる私、、、
年上としてもっと気の利いた事をアドバイスしてあげたい、、、、、



「　パリスのおばあちゃん、、、、あきこよりもっと若いよ、、、、」




え？
そこ力入れて言ってくるポイント？！？！
憤慨しているカフェ上司、、、、珍しく私に話しかけて来た、、、、パリスの話し、知ってた？！



パリス、、、17歳だよ、、、、17歳、、、、、
学校生活をおろそかにして来た私は、60歳になって後悔の塊。
若い人には繰り返してほしくない。。。