クリスマスはお正月

「 うちに呼ぶ事は出来ないんだけど、、、
クリスマスに家族と一緒ではないのは寂しいよ。」


当時、イギリスにて、ホストファミリーと住んでいた私だったのだが、クリスマスホリデーになりホストファミリーの親戚があつまるため、冬休みの間、家を追い出される羽目になった。そんな冬休み、私はオランダ人の友人を訪ねてアムステルダムまで移動。クリスマス前の数日泊めてもらったのだが、それ以降は友人本人が実家に戻るという事で、オランダからも放り投げ出された。その時言われたコメント、、、今だに覚えている。


イギリスのクリスマスは日本のお正月のようである。。。
家族が集まる日。
クリスマスをどうやって過ごすのか、、、
めちゃくちゃ大切な旬の話題、、、


忘れられないクリスマス映画、、、

「 ラブ アクチュアリー 」


この映画、、、
一度見た。

しかし

二度と見れない。

完全に有り得ない部分はいい。
楽しい。
夢がある。
テンポよくキラキラ。

しかし、、、
現実と重なる部分は、、、
あまりにも事実すぎて直視出来ず。
ネックレスだと思った物が、ジャニスジョップリンのcd、、、
入院する弟から解放されない自分、、、
あまりにも、、、そこにあるかのような話し、、、


スーパーのオンラインショッピングにて、丸トリも到着。
買いすぎたか？ぐらいジャガイモを受け取ったのだが、、、
数日後には住人が増える。。。


うちの家族は3人だけだが、、、
どこにいても核家族状態に変わりはないのだが、、、、
２４日の夜には、、、

住人が増える。。。

かなりの挑戦

来年、年明け早々、1月5日の朝、、、大腸検査をする事になっている。
検査をしてもらえるのなら、なんでもやります！！！55歳。

胃カメラは日本で飲んだ。
完全麻酔を頼んだため、痛いという感覚は全くなかった。
検査結果で引っかかる事もなく。
いや、、、本当に検査、してもらったのだろうか、、、？？と思い返す事、、、しばしば。



大腸検査は初めて、、、
大腸を空にするために、大量の下剤を苦しみながら飲むメタボの姿はよーーーーく覚えているのだが。
自分で経験するのはこれが初めて、、、


そして、、、
受け取ったのが、、、
これ、、、



これを自分でやるのか、、、
下剤じゃないの？

秘密のプレゼント、、、、

イギリスから日本のネットショッピング。
たわいもない、、、しかし欲しいーーーー 類のものが
イギリスにはなかなか、、、



ない。のだ、、、、


そこでこの時期忙しくなるのが、、、
イギリスからだけどー
日本のネットショッピング。
メタボに受け取ってもらい、
メタボがこちらに来る時に持ってきてもらう。

その中には娘への、サプライズプレゼントもあったり、、、
メールではその旨打診済み、、、



なのにメタボから続けて届くメール、、、

「 おーい！宅配便受け取ったぞーー！ 自分の空のスーツケースにビッシリこの通り！」

それは、、、
綺麗にパッキングほぼ終了の写真付きで、、、
娘と私への連名メール、、、


「 この白いフワフワ物はなんなんだ？ とにかく持って行くからー！」




いやーーーー
その白いフワフワなのが娘へのサプライズなんだよーーー
それ、、、しっかり写真付き、、、
それにいーーー娘にもこの写真送っちゃあ、バレバレじゃーーーーー




まじ、、、思いっきり、、、
娘へのプレゼントが写真に写っている、、、、




なんだか、、、
こう、、、、
すれ違ってる、、、
と言うか、、、、
全く、、、
わかってない、、、
と言うか、、、

うーー もうすぐーーーーーーーーー

去年と違って失敗したのが、スーパーのオンラインショッピングの配達日を前もって確保できなかったこと。。。。
クリスマス前はもう配達枠が埋まっている。。。。
クリスマスに一番近く、まだ空いている日は２１日のみであった。。。。

まあ、、、考えようによっては、、、２１日に受け取れなかったものがあったとしても、クリスマス前に買い物に出ればいい。




それにしても、、、
前のアパートと違って備え付けの冷蔵庫には冷凍庫が付いていると言っても、相変わらず、ファミリーサイズの冷蔵庫ではない。
２４日の夜にメタボが登場。大人三人分の数日間の食料ともなると、、、、買っておきたいものは色々あっても、、、、買い物があまりに多すぎると冷蔵子・冷凍庫に入れる場所がない。。。

たかがオンラインショッピング、、、
されどオンラインショッピング、、、
時間がかかる、、、かかる、、、、かかる、、、、



現在、、、、調子の悪い冷蔵庫と、、、、開かない風呂場の窓と、、、、原因不明の水漏れ、、、、、のために、なんとか状態を見に来て欲しいと不動産に頼んでいるところ。
誰かが来るとなると、、、、部屋に洗濯物を干しまくるわけにもいかず、、、、
そうなると、、、、クリスマスイブ、、、、２４日は洗濯物を持ってコインランドリーの乾燥機を使いに走ることになるのか？？？


ヒーーー
バタバタしているうちに、、、２０１７年が終わってしまう。。。。

最後までなんちゃってーー

時計とにらめっこ。
IKEA風なんちゃってミートボールを丸めてフライパンへ！
焦げ目が着いたら別の容器に移動させ、ワインをふりかけそのままオーブンへ、、、

そうこうしているうちに友人到着。

ミートボールに添えたかったホワイトソースは、ますますなんちゃって度があがり、、、

マッシュポテトでとどめーーーー
温め直し始めたマッシュポテトが、、、




焦げている。。。！！！！




目標はIKEAのような、、、もっと水っぽいホワイトソースだったのに、、、
最終的に、、、、シチューのルーのような状態で終わったホワイトソース、、、、



昨日の夜に焼いたバナナケーキは、、、
バナナが熟しきれていないのも手伝って、、、(バナナのせい？！)
コメントしずらい、、、、微妙なお味に、、、



なにもかもーーー最後まで微妙ーーーーー
しかし話し尽きずーーー






結局は良かったのか？！？！？！

こんな理由で

年末だし、、、、
感謝の気持ちを示しておきたいし、、、、
思い切らないと時間も作れないし、、、、


こんな理由で友人を自宅ランチに呼んだ。



こんな理由でもないと動かない。。。。



家の掃除、、、、
ケーキ作り、、、、



結露防止のための裏技、、、、？
今、試すのかあ？？
食品洗剤を薄く窓に塗ると、膜ができて結露が防げる、、、、、、などという記事を読んだ覚えが、、、、
え、、、、今、試すのーーー？？？
朝から食品洗剤を使った窓拭き。。。。
そのあとは、１キロものひき肉をこねて、、、、いざ、、、、
なんちゃってIKEAのミートボール風、、、、なるもののたねを用意し。。。。





土曜日の夜、、、毎週見ているテレビ番組があり、、、、、
それが終わってからの最後の詰め。。。。



夜中１２時過ぎているのだが、、、、
ケーキを焼いている私。。。

やっとの事で再度、血液検査なり。

ここずっと本当に手の調子がおかしい。

指先のあかぎれはいつまでたっても治らず。
水曜の晩、夕飯を作り終え、気がつくと、左親指の付け根が真っ青。。。。。
同時期に右手の中指の付け根の骨が痛くてたまらなくなり、ものを掴んだり、洋服を着たり脱いだり、、、、手を使う基本操作が痛くてできない。。。。


これが本当に痛い。
カフェでは気力で働き通したのだが、仕事休みになると、、、、、弱気。。。。


手が痛い、、、、だなんてなんだかおかしな理由だけれど、病院に行くしかないか。。。。
熱があるとか、、、、出血しているとか、、、、、フラフラだとか、、、、、下痢だとか、、、、咳が止まらない、、、とか、、、、、
誰にでも明らかな病人状態ではないのだが、、、、


とにかく、、、、


手が痛い、、、、



この痛さ、、、、誰にも見えない。
本人にしかわからない。。。。。。





本日はここ数回あった男性の医者とは違い、以前、みてもらった女医さん。
指が青くなった話から、、、、指の付け根がどうしても痛い、この体調不良の原因を解明したい！！！という話を訴えた。




”　うーん。。。。レントゲン撮るとかにするにしても、まず、血液検査ね。　”

”　え？ここ数回、血液検査はしているんですけど、、、　”

”　そうなんだけど、、、、あれはコレステロールだけを検査したのよ。もっと違う角度から血液検査をしてもらうわ。そして来年、その結果を見ながら、今後、どうするのか考えましょう。”









うーーーん。
そこに早くたどり着いて欲しかった。
もっと前にいろんな角度から血液検査をして欲しかった。。。。

コレステロール値が高いというのは、内臓のどこかが機能していないからなんじゃないのーーー？？？？
だから治るものも治らなくなっているんじゃないのーーーーーー？？？
こんなに手がおかしいと訴えてたのにーーーー




やっと進んだ、、、、違う角度からの血液検査。。。。
来週の火曜、朝一番。


結果を話してもらえるのは、、、、






来年の１１日。。。。。


そう、、、、２０１７年中にはわからないのでアーーーールーーーーーーーーーーーーーーーーー

色々な年寄り

日本ではお年寄りと接することがなかったのだが、イギリスではお年寄りとの接触が多い私。。。。
大昔、イギリスの語学学校に通った時、私を助けてくれたのは、イギリス人のおばあちゃんであった。

働き出したカフェでもお年寄りの常連さんが多く。
だんだん、私の顔も覚えてもらい始めた。

常連さんの一人、、、、
フレッド。。。。
電動車椅子で通ってくるお客さん。
立ち上がったら背が高いんだろうなあ、、、、
若い時はかっこよかったんだろうなあ、、、、　という感じのおじいさん。。。。

電動椅子の操作はお手の物！　バックも前進もガンガンと。かなりのスピードでカフェのドアも突破。。。。。
奥さんはすでに亡くされているとのことで、ほとんど一人で来店。
本当に時々、お友達と一緒にくるのだが、ほとんどは一人。。。。
雨でも雪でも一人。。。
毎回、違う、難しそうな分厚い本を持参。
本を読みながらスープを飲む。
手が震えるため、、、なんだか洋服が食べ物のしみだらけ。。。。
寒い日ともなると、、、、


ああ、、、フレッド、、、、鼻水が、、、、、、、、、


カフェの店員として、、、、どこまで手を出していいのかがわからない。。。。。


今日も寒かった。。。。。
それでもフレッド来店。


あれ？
手が黄色？
え？


片手に黄色のゴム手袋しているし、、、、、


”　どうしたんですか？？　ゴム手？！！　”


”　手袋、片方、無くしちゃったんだよ。でも今日は手袋なくては外には出られなかったから、、、、　”



確かに今日は寒かった、、、、が、、、、ゴム手とは、、、、、





先日、救急車を呼ぶことになってしまったおじいさん、、、、、
なんとか命は取り留めたとおばあさんから連絡が入ったらしい。
よかった。。。。
本当に良かった、、、、、



来週はどんな年寄りと遭遇するんだろう、、、、

寒い日はスープ

仕事休みを使って向かったのは、コンビニの中にある郵便局。
今、クリスマスカードを送れば、少し安い料金で送れるし、郵便局めちゃ混みから逃れられるのでは？という日本人の勝手な想像から、、、



現実は五分五分。
郵便料金はなだ安いので間に合う！が、、、この忙しい時期に、、、窓口、、、




一つ、、、




お客さんの長い列に耐え、なんとか90パーセントのクリスマスカードは出し終わった。



さてこの後は、、、せっかくだからポーランドの食材店で買い物をしよう！

「スープ用のソーセージ、どれがいいですか？」

私の素朴な質問に対応してくれたのは、いかついおじちゃん。

「 スープだったらソーセージの他に〇〇も必要だろー？」

「え?〇〇？！？！」

〇〇の部分が聞き取れない、、、、

「 後で見せてあげるよ。」

ショーケースにある色んなソーセージを指差して、これもいいし、、、これもいけるし、、、これでもいいよ。結構真剣に私の質問に対応してくれる。そこに飛んできたーーー大きな質問ーーー


「で、、、所でどんなスープを作るの？何を入れるの？」


うーーー
大まかにソーセージが入ったスープ、、、としか考えてなかったんだもんーーー
具体的に突っ込まれると困るーーーー


「えっと、、、玉ねぎとか、、人参とか、セロリとか、、、あと、サワークラフトをいれいぇ、ビゴーシュっぽく？！」


「ビゴーシュか、、、何人分なの？ それなら、、、このソーセージとこれが必要だ！後、、、月桂樹はある？そして、マージョラム、それにジュニパー。まず、これでスープの出汁を取って、後から野菜を入れなよ。
わからなくなったら電話しな。電話番号書いておくから。」



なんとか、、、
スープ、、、
成功させなければ、、、、


寒い日は具沢山スープに限るーーーーー







聞き取れなかったのは、豚の骨だった、、、


「 先にダシを取って、この骨も取り出せばいいの？」

「 その骨の周りの肉が美味しいんじゃんーーーーでも骨は食べられないからね！！」


くくく
わかってるってーーーー


さて、、、
どんなスープが出来上がるのか？！

どうしても、、、、被ってしまう、、、、

おじいさんとおばあさんのカップルがカフェにやって来た。

この世代のお客さんに支えてもらっている私が働き出したカフェ、、、、

とてもフレンドリーなじじばばカップルや、、、
すごく、くせのあるじじばばカップル、、、、
飼い犬でつながっているようなじじばばカップルもいれば、、、、
孫相手に忙しいじじばばカップルもいる。。。。

どんな相手と一緒に人生を歩むのかにより、、、、、
当たり前だが、かなり色々な結果へとつながっているようだ。。。。
これは、国籍など関係ない。。。。





おじいさんはオレンジ系のチェックのシャツに、オレンジのネクタイ。。。。
おばあさんは、両足が悪いようで、ノルディックウオーキング状態。両手に支え棒を持って歩いていた。

グルテンフリーの食べ物はなんだ？
ということで、ジャケットポテトを注文。
今、食事の後のお茶代も一緒に払うけれど、お茶は食事の後に出して欲しいと、リクエストをもらった。

おばあさんは、ツナとチーズが乗ったポテトを。
おじいさんは、トマトとコールスロー、そしてチーズが乗ったポテトを。
それぞれに新聞に目を通しながら食べていた。。。。


のだが、、、、、、





次に気が付いたら、、、、
常連のヘザーおばさんが、おじいさんのところに駆け寄り、何かを話していた。。。。




おじいさん、、、、
顔
真っ白、、、、、



意識、、、、







ない。。。。。。







おばあさんに救急車を呼んでくれと頼まれ、、、、
カフェオーナーのポールとジョージに伝え。。。。
ポールが電話するも、、、、なんだか埒が明かない。。。



”　私に代わってよ。こういうの慣れているから、、、”


ポールから電話を奪ったヘザー。。。。
ヘザーの旦那さんは電動車椅子、、、、どうしてそのようになったのかは知らないのだが、病院関係の扱いは慣れている模様。
ヘザーが電話を代わったら、、、、救急車はあっという間に到着。。。。
救急車から出て来たのは、半袖の制服から見事な刺青がのぞいている女性と、男性。。。。
二人はいたって冷静。
おじいさんの血圧を測ったり、、、、私がカフェの洗い場を手伝っている間に、おじいさんの顔色が多少なりともピンクに戻り。。。。
なんとか担架に乗って病院に移動していった。。。。。。


取り乱すこともなく始終冷静だったおばあさん。。。。

”　迷惑、かけちゃったわね。。。。ありがとう、、、、　”

一言くれてカフェを後にした。。。。。








おばあさんはどこにいったんだ？？病院だよね、、、、タクシー捕まえて？？？
それともおばあさんの運転？
あ、、、、聞けばよかった。。。。。


始終、なんだか涙が出そうになっていたのは、この私。。。。
どうしても被ってしまうのはうちの両親。。。。

年をとるのはありがたい。
自分だって、年寄りグループにどんどん片足どころかどんどん引き込まれている年代だ。
いつ、どこで自分がこのような状態に巻き込まれるかもわからない。
うちの両親はまさにそのど真ん中。。。。
それでも、まだ、ど真ん中に居られることがありがたいのだろうが、、、、


泣けてくるのを必死でこらえた今日の午前中。。。。
このおじいさんとおばあさん、、、、食事後のお茶代をチャージしてしまったのだから、絶対に戻って来てほしい。。。。
二人で一緒に戻って来てほしい。