ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

美里さんのラジオ出演でしたが・・・

2007年11月18日 22時53分20秒 | Weblog
 17日(土)の午後2時頃は下山して、温泉に向かう車中でした。
 「かんさい土曜ホットタイム」という○HK第一ラジオに美里さんが出演していました。
 期待、期待、期待してますし、美里さんの声を聞いているだけでカタルシス・・・なのに!

 何! あのアナウンサーのばかさかげん。
 与謝野晶子の朗読会について、与謝野晶子と鉄幹との熱愛ぶりの話をしている時に、突然「『君死にたもうことなかれ』ですもんね」に思わず
   ;:゛;`;・(゜ε゜)ブッ!!
  ・・・ 小学生でも知っているよ、そのぐらい。

 美里さん、冷静に「それは弟ですから」からと、さらりと対話を続けていましたが、ゲストを盛り上がるどころか、ぐっと盛り下がってしまいました。おまけに、「関西の方から間のとり方をほめられてうれしいです」なんて、アナウンサーを盛り上げてる健気さ  ""ハ(^▽^*) パチパチ♪

 美里さん、さすがです

 ただ、美里さんのやさしさは分かったけど、魅力にアプローチできていないんだよなぁ。
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私の好きな場所

2007年11月18日 22時20分43秒 | Weblog
 鹿児島市吉野町の北のはずれの断崖の上に、その場所はあります。
 照葉樹林の狭い道を抜け駐車場へ。そこから約100mでしょうか、整備された歩道を歩いて行った先に、周囲よりも突出した地形の先に大崎ノ鼻があります。

 桜島を眺めるならここ、と私がいの一番に奨めるのがここです。標高424mの断崖上のこの場所からはほぼ真下に錦江湾が広がり、景色のど真ん中に桜島がどっしりと居座り、左に霧島連山、右の鹿児島市からはるか開聞岳や金峰山まで見回せます。
 ここに来て、いつも感じるのは錦江湾のプルー。深く深く、どこまでも濃いブルーを見ることができます。

 かの司馬遼太郎は作品『翔ぶがごとく』の「はじめに」で下記のように述べています。
「この大崎ノ鼻に立つと、濃い群青の錦江湾に浮かぶ桜島の山容とその色彩が、どの名陶をも見すぼらしくさせてしまうほどの凄味をもって迫ってくる。それだけではなかった。太陽がちょうど桜島の右肩の上にあった。そのため桜島をとりまく錦江湾のブルーは濃淡をもって縞模様をなしている。太陽の真下にあたる右手の海は波がきらきらと跳ねあがって見えるばかりに鮮やかであり、中央の海は逆光のために黒く、海底に怪魚の蟠(わだかま)るのを想像させるほどに古代的な不気味さをたたえていた。しかしながら、目を左へ転ずると、まったく異なる青の世界がはるかにひらけていた。海は軽佻なほどにあかるく、「泣こよっか、ひっ翔べ」という上代以来の隼人どもの心を、この青が染めあげたかと思われるほどに陽気であった。」と。
 
 まぁ、百聞は一見にしかず。ぜひ一度は訪れてほしい場所です。
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