ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

生き方の基準 ②

2007年11月08日 23時02分06秒 | Weblog
 「人生50年」の時代から80歳台の現在。年間の自殺者数が3万人を突破するということが異常事態なのかどうか分からないし、身の回りにそんな人がいないので、余計に実感が湧かないのかもしれない。
 
 よく歴史の本に誰彼が何年に生まれて何年に亡くなったということを帯で表した表が載っている。新陳代謝によって人体は数年で細胞がそっくり入れ替わるといったことを聞いたことがあるが、歴史を細胞に例えるならば、今は「私」という細胞が活発な活動期にあると言える。そして、自分のDNAを受け継いだ子どもたちが新しい「細胞」だ。存在の重なる期間はあるが、いずれ私という「細胞」は死滅していく。
 どんなに長くても100年後に、現在生きている「細胞」たちが生き残っていることはほぼ奇跡といってもいいかもしれない。みんな、新しい命に入れ替わっていくのである。
 
 そんなことを考えたら、自分の生きている意味ってなんだろうと思う。なんのために生まれてきた? なんてことまで考えはしないけれど、平均寿命で言えば半分が過ぎた。
 自分にとってこれからの約40年とはなんだろう。どんな意味・価値を作るんだろう。

 もの思う秋?
コメント
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