季節は秋なのか、夏なのか。

　やっと紅葉が見られるようになった鹿児島。私の自宅の近くのカエデの木もやっと鮮やかな色をまとい始めた。それでも、いつもの年よりも色づきが遅いと感じている。
　仕事で串木野に行っていた方が「こげん大きかどんぐりを見つけたど」と、親指の倍くらいの仕種をしてみせた。
　また、近くにカエデを道路沿いにずっと植えてある場所があるが、色づくというよりは枯れているのである。
　なんだか毎年、おかしなことが増えて、「当たり前」になっていくような気がしてならない。
　そう言えば、まだ蚊が飛んでいるし、出水や指宿では南方種のアフリカマイマイが次々と見つかっているしね。極めつけはフィリピン近海の台風が北上をうかがい始めたこと。
　南国・鹿児島とは言え、３年前に私の住んでいる八重は６０㎝積もったし、2年前には３度も積もったしね。どうなっているんだろうか。
　

秋空の下、ソバ刈り

　八重棚田のソバ刈りでした。
　一般参加者も多数いらっしゃり、全体として５０名ほどでソバ刈りを行いました。中には小さな子どもの姿もあります。
　いつもなら棚田館横の畑だけで行っていますが、今回は私の自宅隣りの畑から行いました。
　写真の奥の斜面は私の家の「庭」です。
　人数の多かったせいか、１時間もしないうちに全面の刈り取りを完了しました。

　今日は刈り取ったものは畑にそのまま置いてありますが、来週日曜日の13時から実落としです。その後天日干しして、実を粉にひくことになります。
　
　12/16はこの１年間の棚田保全事業の集大成とも言うべき収穫祭です。
　去年は大雨、みぞれなどとても寒い中、桑原会長宅を使って行いましたが、今年は、念願の棚田館が春に完成しているので、ここを舞台にしての実施になります。大雨、大雪どんとこい！なんて言っちゃだめですね。大雪になったら一般参加者が来れなくなるから。