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イシミカワ・3~蝦蟆面掻

 タデ科イヌタデ属の「イシミカワ(杠板帰・石見皮・石膠)」。初夏に目立たない小さな花を咲かせ、その後、鮮やかな色の果実を稔らせる。直径5ミリほどの青い部分は果肉ではなく萼片が肉質化したもので、中に直径3ミリほどの1個の痩果がある。見た目は漿果のようで鳥などによって散布される。茎にはママコノシリヌグイのような下向きの小さな棘があり触ると痛いので、イシミカワには「カエルノツラカキ(蝦蟆面掻)」という珍妙な別名もある。
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ヒイロタケ・2~大塚西公園

 大塚西公園の切り株に生えている「ヒイロタケ(緋色茸)」。直径は5~6センチで、広葉樹の枯れ木に発生する。名前の通り派手なオレンジ色で、昨年、長沼公園で見て名前を憶えていた。毒は無いが苦みが強く食用にはならないようだ。ヒイロタケはタコウキン科(←サルノコシカケ科)シュタケ属のキノコ。
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