蓮生寺公園で咲き始めた「ホドイモ(塊芋)」。マメ科ホドイモ属のつる性多年草で、夏に変わった形の花を咲かせる。ひとつの花の長さは約1センチで、写真中央の花で上部から左側に拡がっているのが旗弁。その右側にぐるりと曲がった竜骨弁がありそこから雄蕊と雌蕊が出ている。左側の花でも竜骨弁の曲がり具合がわかる。先端が紅色の部分は2つの翼弁になる。この花をようやく見つけることができたが、次は秋の果実を観察しよう。
コミカンソウ科(←トウダイグサ科)コミカンソウ属の「ヒメミカンソウ(姫蜜柑草)」。雌雄同株で葉腋に雌花と雄花が付く。花径は1~2ミリで蒴果の直径は2.5ミリほど。熟してもコミカンソウのように鮮やかなオレンジ色にはならないようだ。これは柚木街道大田平橋付近のもの。