元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
アカザ・2~茎
ヒユ科(←アカザ科)アカザ属の「アカザ(藜)」。春に見た時の背丈はせいぜい30~40センチの草だったが、先日見に来ると、高さは2メートルを優に超えていた。写真はその茎で太さは直径3センチほど。とても一年草の茎とは思えないほど固い。秋に葉が落ちた後、乾燥させて表皮を削って磨けば“あかざの杖”が出来る。中国では仙人の杖と言われ、七福神の寿老人、福禄寿、更には水戸黄門が持っている杖もアカザだそうだ。軽くてそこそこの耐久性があるという。
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キハギ・2~開花
首都大学東京キャンパスの林縁に生育する「キハギ(木萩)」。マメ科ハギ属の落葉低木で、ヤマハギなどと比べると幹がしっかりしているので“木本”と認識され名付けられている。とは言え幹の太さは直径1.5~2センチで、風が吹けば揺れる。花径は1センチほどで旗弁と翼弁に淡紫色の模様が入り美しい。
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