goo

散歩道・38~自転車競技ロードレース

 今日は“東京オリンピック2020自転車ロードレース”のテストイベントの日。東京都調布市の“武蔵野の森公園”を正午にスタートし、府中市、調布市、三鷹市、小金井市、稲城市、多摩市を通り、我が八王子市南大沢の“多摩ニュータウン通り”を疾走する。11時過ぎから交通規制が始まり、道路の片側が閉鎖された。テストイベントなので、見物する人は少ないかと思いきや、沿道に続々と人が集まり始め、ずいぶん盛り上がってきた。私はニュータウン通りに架かるどこかの橋の上から撮ろうと思っていたら、それらの橋の上からの見学はすべて禁止。止む無く南大沢駅付近の群衆の中で待つことになった。午後1時頃に先導車やオートバイが何台も通り過ぎた後、先頭集団の4人が行き、その6分後に大集団がやってきた。マラソンのように有名選手がいるわけでもないのでただ見過ごすだけだが、まあそこそこ楽しめた。選手達はこの後、町田市、神奈川県、山梨県を経て、ゴールの静岡県小山町の富士スピードウェイまで全長179kmキロを走る。本番は富士山麓エリアを加えた244kmで五輪史上最長となり、獲得標高(=スタートからゴールまで登った高さの合計)は約4,865mにもなる。完走するだけで大変な難コース。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

シオデ・5~雌花序

 小山内裏公園の階段付近で見られる「シオデ(牛尾菜・四緒手)」。シオデ科(←ユリ科)シオデ属のつる性多年草で写真は雌花序の様子。散形花序の直径は2センチほどで、雌花は6枚の花弁が反り返り3裂した雌蕊の柱頭が目立つ。数年前にこのすぐそばでシロバナカモメヅルが見られたが、定期的な草刈りでいつの間にか消滅してしまった。ここはチダケサシを保護するために囲ってあるが、シオデはちゃっかりチダケサシに絡んで身を守っている。
コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )

イイギリ・4~ヤナギ科

 蓮生寺公園“お祭り広場”付近の林縁で見られる「イイギリ(飯桐)」。ヤナギ科(←イイギリ科)イイギリ属の落葉高木で雌雄異株。写真は若い果実の様子で、秋に赤く熟す。“桐”の名を持つが、キリとは無関係で、白い材質を桐の代わりとして利用し、また大きな葉にご飯を包んでいたことからその名がある。
 APG体系ではイイギリ科のうち、イイギリ属、クスドイゲ属、トゲイヌツゲ属はヤナギ科に移され、イイギリ科は消滅した。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )