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チドメグサ・1~花

 拙庭の植木鉢の中に生えてきた「チドメグサ(血止草)」。ウコギ科(←チドメグサ科・セリ科)チドメグサ属の多年草で、この葉汁を傷口に付けて止血したことから名付けられている。花序は直径3ミリほどでひとつの花は直径1.5ミリ。花弁は5枚で雄蕊は5本ある。芝庭にも拡がって駆除にはいつも苦労させられる。オオチドメの花序は花柄が長く葉の上に出るが、チドメグサの花柄は短く花序は葉より上には出ない。またオオチドメの葉の幅は1.5~3センチになるが、チドメグサは1センチほど。
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ツチアケビ・1~枯れ姿

 下柚木の“大学セミナーハウス”付近に「ツチアケビ(土木通)」が咲くということを今年の春に知り、その辺りを少し前から探索していた。小さな花ではないので芽が出ればわかると思っていたが、7月になってもなかなか見つからない。やぶ蚊に刺されながらついに見つけたのが写真のもの。これはおそらく去年の株が枯れ残ったもので、果実の残骸も付いている。しかしそこには今年の新芽は無く、根も枯れてしまったのなら残念な結果だ。私はまだツチアケビの花や果実を見たことがなく、高尾山方面に行けば見られるようなので、リタイア後にゆっくり観察に訪れよう。これは枯れた株だが参考のために載せておいた。ツチアケビはラン科ツチアケビ属の菌従属栄養植物(腐生植物)。
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