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シロソウメンタケ

 いせまいり公園の芝生にニュキニョキと生えていた「シロソウメンタケ(白素麺茸)」。シロソウメンタケ科シロソウメンタケ属のキノコで背丈は5~6センチ。無味無臭で無毒のようだが、素麺にするにはかなり集めなければならない。同じ仲間にシロヤリタケやシロソウメンタケモドキがあるが、これは一応シロソウメンタケとしておこう。
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ヤブマメ・3~根粒菌

 マメ科ヤブマメ属の「ヤブマメ(藪豆)」。野山の藪で普通に見られるつる性一年草で秋に1.5~2センチの花を咲かせる。ヤブマメは開放花のほか地上に小さな閉鎖花を付けるが、さらに地中にも閉鎖花を付ける。その地中閉鎖花を観察しようと思って、ヤブマメの小さな株を引き抜いて見ると直径1~1.5ミリの小さな粒が根に数個付いている。残念ながらこれは地中閉鎖花ではなく根粒菌のようだ。マメ科植物では、根粒菌が空気中の窒素固定を行って植物へ供給し、植物は光合成による産物を根粒菌へ供給する共生関係が成立している。地中閉鎖花観察はまた次の機会。
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