元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
散歩道・40~ヤマトタマムシ
庭掃除をしている時にひょっこり現れた「ヤマトタマムシ(大和玉虫)」。5年前に小山内裏公園で見つけたが、それ以来の出会いとなった。しかしどうしたことか片方の翅がちぎれている。カマキリにでも襲われたのだろうか。ヤマトタマムシは古来から美しい虫として知られており、奈良県法隆寺に安置されている“玉虫厨子”は、この金属光沢のある翅が使われた。嬉しい再会ではあるが、この幼虫は樹木に穴を掘って幹の奥深くに潜むため、表面からは見つけにくく最悪の場合は風雨で幹が折れたり樹が枯死することもあるようだ。出会いは嬉しい虫だが庭にいるということは気を付けなければいけない。
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ナツフジ・1~開花
大塚公園西側の松が谷交番付近で生け垣に絡んでいる「ナツフジ(夏藤)」。マメ科ナツフジ属のつる性落葉木本で、名前の通り夏に咲く。総状花序の長さは10~20センチでひとつの蝶形花の長さは2センチほど。葉は奇数羽状複葉になり、果実は晩秋に熟す。
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オオチドメ・2~果実
大塚東公園の広場で見つけた「オオチドメ(大血止)」。ウコギ科(←チドメグサ科・セリ科)チドメグサ属の多年草で、花柄が長く花や果実は葉の上に出るので見つけ易い。と言っても果実の大きさは直径1.5ミリほどの扁平な円盤型であり、地面に跪きその気になって探さなければ見つからない。
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