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シラキ・7~黄葉

 高尾山“5号路”で見られる「シラキ(白木)」。トウダイグサ科シラキ属の落葉小高木で、葉身は長さ7~15センチ、幅6~10センチの卵状楕円形で先端は急に細くなって尖る。当地では長沼公園にも生育しており、秋に紅葉や黄葉が見られる。
 さてアオキ(青木)はどこでも見られるが、シロミノアオキは高尾山で最初に発見された種で、今冬にはその白い実を見てみたい。アカギ(赤木)は沖縄や八重山群島に生育しており沖縄旅行の時に見たが、在来種を駆逐しているため侵略的外来種ワースト100に指定されている。あとはハイノキ科のクロキ(黒木)を見たいところだが、残念ながら中国・四国・九州地方の分布で当地では見られない。
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コフキサルノコシカケ

 こういうキノコを見つけると“サルノコシカケ”という名前が思い浮かぶが、正式には“サルノコシカケ”という種は無い。サルノコシカケ科という科名も見るが、これも正式な名前ではない。国際的な植物分類上、まだ決着していないようで、マンネンタケ科、タマチョレイタケ科、タコウキン科など図鑑によってまちまちになっている。最新の研究結果をご存知の方はご教示賜りたい。
 写真は平山城址公園のコナラの切り株に発生していたもので、一応「コフキサルノコシカケ(粉吹猿腰掛)」としておこう。この仲間は着生する樹によって色や模様が多様になるようだ。
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