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コダチダリア・3~筒状花

 キク科テンジクボタン属の「コダチダリア(木立だりあ)」。晩秋に背丈3~5メートルに伸びて大きな花をいくつも咲かせている。花が高い位置にあるのでなかなか間近に観察できないが、良く見ると花のいくつかはピンク色の舌状花が欠落し内外2列の総苞と筒状花だけのものがある。咲き初めや蕾でピンク色が見えていれば開花時には8枚の舌状花が開くが、写真の花は初めから舌状花が無く、総苞内片はこれ以上開かない。
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マルバノホロシ・3~無毛

 ナス科ナス属の「マルバノホロシ(丸葉保呂之)」。関東以西の山地に生育する多年草でヒヨドリジョウゴに良く似ている。“ホロシ”はヒヨドリジョウゴの古名だが、本種はヒヨドリジョウゴのように葉が裂けないために名付けられている。ヒヨドリジョウゴとの違いは葉形だけではなく茎や花柄(果柄)に毛が無いこともポイントのひとつ。ヒヨドリジョウゴには毛が見られる
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ブナ・5~霞台ブナ

 高尾山ケーブルの高尾山駅の先に霞台展望台に上がる階段がある。ここは夏季にはビアガーデン“ビアマウント”が開催されて下界を眺めながらビールが飲める。私も10年前に会社の若い連中と2回来たことがあり美味しいビールを堪能したが、シーズン中は人気があり過ぎて1時間以上待たないと入れない。ビアガーデン会場のすぐ横に大きな「ブナ(ぶな※)」の樹があるが下界を見下ろす展望デッキとは反対側なので気付く人は少ない。このブナの愛称はわからないが、一応“霞台ブナ”としておこう。ネット検索ではこの界隈に“やどり木のブナ”や“将軍ブナ”があるようだが、この樹のことなのか、それとも別の樹なのかわからない。
 ※ぶなの漢字は木へんに無。
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