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ヌマトラノオ・2~果実

 鑓水地区の“小泉家屋敷”の庭に生えている「ヌマトラノオ(沼虎の尾)」。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、7月に花を咲かせ秋に果実を稔らせる。果実は球形の蒴果で直径は3ミリほど。
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コヒガンバナ・2~開花

 お彼岸の頃に咲くヒガンバナよりも1ヶ月ほど花期が早い「コヒガンバナ(小彼岸花)」。ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、ヒガンバナよりもひと回り小型。しかし並べてみないと大きさの違いはわからないほど微妙だ。決定的な違いは、コヒガンバナの染色体数が2倍体で果実が出来ること。一方ヒガンバナは3倍体で果実は出来ない。去年、その果実を見つけて、これがコヒガンバナであることに気付いた。ヒガンバナはコヒガンバナの突然変異で生まれたと考えられている。ここは“多摩ニュータウン上柚木優先分譲地協力公園”で、今コヒガンバナが数株咲いている。
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ミヤマフユイチゴ・1~蕾

 高尾山“6号路”で見つけた小さな蕾。葉には鋸歯が多く先端が尖っている。これはおそらく「ミヤマフユイチゴ(深山冬苺)」。だろう。バラ科キイチゴ属のつる性常緑木本で、山地に生育する。花期は9~10月で果実は11月頃に赤く熟す。機会があれば花と果実を見てみたい。
 今まで高尾山での植物観察は、タカオスミレやハナネコノメなどを目当てに春に訪れていたが、夏の植物観察は今回が初めて。そのため初めて見た花も多く、またキノコや地衣類なども含め名前がわからないものもたくさんあった。高尾山は標高599メートルとそれほど高くない山だが、温帯~亜寒帯に生育する植物が1,600種類も確認されており、その数はイギリス全土に自生する種類の数に匹敵するという。サラリーマン生活を終えたら、高尾山の四季の植物をしっかりと観察してみたい。
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キカラスウリ・1~雌花

 野猿峠近くの“おさひめ幼稚園”の外壁に蔓を伸ばしている「キカラスウリ(黄烏瓜)」。ウリ科カラスウリ属のつる性多年草で雌雄異株。写真は雌花で緑色の雌蕊の柱頭が見える。カラスウリのように朝萎むことはなく、午前中は綺麗な状態で見られる。ちなみにこの撮影時刻は午前8時38分だった。キカラスウリの果実をまだ撮っていないので、秋にまた見に来よう。
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アカショウマ・2~果実

 ユキノシタ科アカショウマ属の「アカショウマ(赤升麻)。初夏に純白の花を咲かせ、秋に果実を稔らせる。写真は若い果実の様子で、長さ3~4ミリの徳利状の蒴果がズラリと並んでいる。
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