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イセハナビ

 高尾山“野草園”で見られる「イセハナビ(伊勢花火)」。キツネノマゴ科イセハナビ属の多年草で東南アジア原産。江戸時代に観賞用として中国経由で渡来した。花冠は漏斗状で花径は1.5~2センチ。なぜ“伊勢”の名前が付いているかは不明のようだ。
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スズムシバナ

 鈴虫が鳴く頃に咲くということで名付けられた「スズムシバナ(鈴虫花)」。キツネノマゴ科イセハナビ属の多年草で、午前中に開花し午後には萎んでしまう一日花。かつてはスズムシソウ(鈴虫草)と呼ばれていたが、ラン科に同名のものがあり、この名前に変えられた。改名するならラン科のスズムシソウのほうを“スズムシラン(鈴虫蘭)”にしたほうが良かったという意見もあったようだ。そちらはまだ見たことが無くいつか見てみたい。スズムシバナの草丈は50~60センチで花冠の長さは3~4センチ。山地のやや日陰に生育する。
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ヤブデマリ・2~果柄

 ガマズミ科(←レンプクソウ科←スイカズラ科)ガマズミ属の「ヤブデマリ(藪手毬)」。4~5月に直径10センチほどの散形花序を付け夏に赤い果実を稔らせる。果実はさらに黒く熟し、写真はそれらがすべて落ちた後の姿。少しピンボケ気味なので撮り直そうと思って、1週間後に訪れたら既に果柄もすべて落ちてしまっていた。これは長池公園“第2デッキ”のもの。
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エノキグサ・1~上柚木地区

 上柚木の道端で見掛けた「エノキグサ(榎草)」。トウダイグサ科エノキグサ属の多年草で、日当たりの良い畑や路傍に生える。写真は穂状に伸びた雄花序で長さは4センチほど。雌花は基部で苞葉に包まれている。エノキグサは葉がエノキに似ていることから名付けられているが、苞葉の姿から付けられた「アミガサソウ(編み笠草)」のほうがわかり易い。
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レンゲショウマ

 キンポウゲ科レンゲショウマ属の「レンゲショウマ(蓮華升麻)」。日本固有の1属1種で、花がハス(蓮)に似て葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ていることから名付けられている。東京では御岳山(みたけさん)の5万本の群生が有名だが、写真は高尾山“野草園”のもの。ここには500株ほど植えられているという。
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