ナデシコ科ハコベ属の「オオヤマハコベ(大山繁縷)」。山地の湿った場所に生育し、草丈はハコベより大きく50~80センチになることから名付けられている。しかし花径はわずか7~8ミリでハコベとほとんど変わらない。花弁は5枚で先端は深く切れ込み萼片よりも短い。これは高尾山“6号路”のもの。
高尾山“6号路”で見られる「マツカゼソウ(松風草)」。ミカン科マツカゼソウ属の多年草で、草丈は40~60センチになり、白い花を涼しげに付ける。花弁は4枚で花弁の長さは4ミリほど。写真の上方に見えるように果実は4分果になる。
キジカクシ科(←ユリ科)ヤブラン属の「ヤブラン(藪蘭)」。果実は蒴果だが、その果皮は薄く果実が出来始めるとすぐに剥がれ落ちてしまう。つまり緑色の若い状態や黒熟したものはすべて種子であり果実ではない。同じようにジャノヒゲ属のジャノヒゲやノシランなども果皮がすぐに落ちてしまう。
高尾山の登山道で多く見られる「ハグロソウ(葉黒草)」。キツネノマゴ科ハグロソウ属の多年草で、葉の色がやや深緑色であることから名付けられている。“お歯黒”とは関係無い。関東地方以西の山地に生育しているが多摩ニュータウンでは見られず、本ブログでは初登場となる。花の長さは2センチほど。その形が『あっかんべー』のように見えて面白い。
キジカクシ科(←ユリ科)ヤブラン属の「ヒメヤブラン(姫藪蘭)」。草丈は10センチに満たず花数はヤブランほど多くない。花径は1センチほどで雄蕊は6本。自家受粉を避けるために雄蕊は片側に寄り雌蕊とは離れている。