#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

息を吸いこんで by 今野英明

2006-03-21 | MUSIC
息を吸いこんで 吐きだしてる

君の寝顔を見てた

気づかれないように ゆっくりと

部屋の灯りを消すよ


息を吸いこんで 吐きだしてる

君はまだ夢の中

時計の音だけが 響いてる

ぼくらの この部屋の中で


明日の朝には しばしのお別れ


こんな毎日が ずっと続くなら

ぼくはもう 何もいらない

時計の音だけが 響いてる

ぼくらのこの部屋の中で


抱きしめたいけど

今夜はおやすみ


    ●

RockingTimeの今野英明がウクレレ1本で歌っている。
力みも気負いもなく、そのままの歌声で。

彼の声は、どこまでも無垢でストレートだ。

このタイトル曲は、夕暮れの幸せな一コマを思い起こさせてくれる。
ストリングスがやさしい風となって、彼のうたの背景を描く。
静かに暮れゆく空を眺めながら、
充溢し、こぼれる、地球の吐息に包まれていく…。

彼のリアルが、そのままメロディに乗って「うた」になった。
そんな等身大の今野英明が詰まっている…と思った。

ゆらゆら帝国の坂本慎太郎といい、RockingTimeの今野英明といい、
ボクの周りには、しっかり自分のあゆみをカタチにしている男たちがいる。

…これはすばらしいことだ。

彼らはおそらく、一生をメロディに乗せて、ボクたちの「リアル」を歌ってくれるだろう。
同じ時代の空気を、しっかりと掴まえて、「うた」にして提示してくれるにちがいない。

ボクもボクなりの「リアル」を写真に定着していければ…と思う。

それが彼らの「うた」に対するボクなりのリスペクトだ。


    ●


4月9日に沖縄の宜野湾にある「カフェユニゾン」で
今野英明のサンセットライブが開かれる。
前日の8日には、那覇市松尾の「四月の水」で
ソメイヨシノに囲まれてのお花見ライブもワンマンで。

ちなみに9日はわがSKA69が同じ「四月の水」でお花見ライブを行う。
今野英明の飛び入り参加があるかもしれない。
要チェック。

今野英明

今野英明sunsetライブ 4月9日 at Cafe UNIZON

四月の水
Comment (1)
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