#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【音市場】体験 その2

2007-07-19 | Photo-diary
18時40分、本番スタート。

まずはデモンストレーションライブを行うにあたっての前口上が
現場責任者より説明される。

「実際のバンド演奏を聴いて、ホールの鳴りをご確認ください」

粛々とした雰囲気の中、メンバー入場。
ギターのカッティングから1曲目がスタート。

広々としたステージで、スポットライトが当たる。
見世物となった自分たちを、どうコントロールすればいいのか。

…右に左にカラダを動かす。
…楽器を高く上げてみる。
…あまりきょろきょろせず、正面を見据える。

自分たちが今、どのように見られているのか。
どうも浮ついた感じだ。

演奏だけ集中していればよかった今までのライブから
エンターテインメントを意識したひとつ上のライブへ。

演奏ももちろん、シビアに行いつつ、
そんな素振りを感じさせないステージングを目指す。

プロのパフォーマンスを見てみると
なるほど、ステージ上では一瞬たりとも「すき」を見せない。

     (>_<)

結局、同じところに突っ立ったまんまの
デモンストレーションライブ。

それを見ていたプロデューサーは
「はじめの3分で飽きちゃった。動かなきゃ、つまらないよ」

ライブ終了後は、とことん反省会。
やはり初めてづくしのステージは、
新たな経験ばかりで、こちらの志気も上がる。

演奏をソリッドに攻めつつ、
飽きさせないパフォーマンスをするためには
どうしたらいいか?

結論は、音楽に陶酔すること。

プレイヤーが陶酔を演じれば、
観客はその魅力に引き込まれていく…のだろう。

どのプロを眺めても、
中途半端な振る舞いは、ナシ。
とことん自分らの演奏に心酔している感じだ。

もっと、もっと音楽を楽しまなくては。
表現することの意識を考えさせられたライブだった。
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【音市場】体験 その1

2007-07-19 | MUSIC
7月27日(金)にグランドオープンする
沖縄市の「ミュージックタウン音市場」。

「音楽のまちづくり」推進の中核施設として
平成11年から進められてきた事業が、ようやくカタチになった。

施設のメディア向け内覧会が0718に行われ、
そのデモンストレーションライブとして
「南国ドロップス」が40分間演奏を請け負った。

施設側も初の会場公開。
音響スタッフ側も初のライブ演出。
もちろん出演者である「南国ドロップス」も
初の大ホール演奏である。

初めてづくしで、
どれだけのパフォーマンスができるのだろう。

午後4時30分。
リハーサルが始まった。

とにかくステージが広い。
ベースの音が聞こえない。
アイコンタクトが取れない。
ホーンセクションのアンサンブルが把握できない。

…おろおろとモニタリングを進めるメンバー。

オペレーターに
どのような指示をすれば
快適な演奏環境にできるのか…
それすらわからないで、時間ばかりが過ぎていく。

リハーサルは40分。

初めてづくしのライブにしては
前準備の時間が短い…などと文句も言ってられない。
精一杯な状況なのだ。

不安を抱えたまま、本番の午後6時30分まで楽屋で過ごす。





ミュージックタウン音市場
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