アレクサンダーテクニーク ヨガ講座：第379回目「空間支点」

アレクサンダーテクニーク　ヨガ講座：第379回目「空間支点」6月19日

体を動かす時、どこを支点にしているのか？あるときは下腹部の丹田であったり、またあるときは胸部のハートチャクラであったり、活動形態や位置関係によっても変わってきます。普通はこのへんは小脳の働きでオートマチックのコントロールをしてくれますが、意識的に設定することも可能です。

今日はレッスンで私の本の中に書いてある「空間を支点にするとあるが、どういうことか？」という質問がありました。

実は私は最近は、空間支点は、あんまり気にかけていなかったので、ちょっと戸惑いながらも、あらためてやってみました。

まず自分が振り子になったとイメージしてください。振り子を揺らすとクルクルと円運動が起こりますね。

そこでさらに振り子のワイヤーがゴムひもで、できていると思ってください。すると何となく引き上げられる感覚になります。

ここで円錐になるように後ろ歩きしてください。優秀なパントマイムなら、実在しないゴムひものワイヤーが、本当にそこにあるかのように動くことができるでしょう。こうすると上に行く感じが表れて、体は身軽な動きになります。これをアレクサンダーテクニークでは「Think UP!」といいます。

このThink UPをヨガの片足鶴のポーズに使ってみましょう。

１）まずスタンバイ

２）気合一発で頭を持ち上げます。

３）そこですかさずThink UP!　空間に支点をイメージしてゴムひもで、釣り上げられるように念じてください。このとき同時にヘッドリードしてください。力の合成で、体は効率よく舞い上がりますよ。

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吉田篤司

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座：第378回目「変形ブリッジ」その１

アレクサンダーテクニーク　ヨガ講座：第378回目「変形ブリッジ」6月18日

「ドゥイパーダ・ヴィパリータ・ダンダアサナ」というたいへん長い名前のアサナです。自分自身にひれ伏すという意味だそうです。今日、初めてやってみました。足が床で滑らない強いグリップが必要なので、裸足になってやりましょう。踏ん張りがききますね。

１）仰向けになって両膝を立てます。セミスパインといいます。そして両手を頭の横に置きます。

２）次に目線を上（この場合は下になるかな・・・？）にして頭を転がします。するとブリッジになります。このとき背骨を無理に反らせようとしてはいけません。自分の体と交渉しながら慎重にやりましょう。

３）そして両手をシールシャアサナのように後頭部で指を組みます。

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【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-52】本日のヨガ

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吉田篤司

脳の毒素を洗い流すクラニオセイクラル・セラピー

脳の毒素を洗い流すクラニオセイクラル・セラピー

最近、脊髄液と脳波の関係がわかってきたという話が科学雑誌「Newton」にのっていました。
脳波がアルファ波からシータ波、さらにデルタ波に下がると、脊髄液が多量に分泌されます。
そしてそれは脳の毒素であるβアミロイドを洗い流す働きがあるそうです。
βアミロイドとは、頭がパーになる有名な病気（アルツハイマー）の原因となっているものです。

他に近年、明らかにされた皮膚感覚を司るメルケル細胞のしくみもあり、
0.1mgの軽量タッチのクラニオセイクラル・セラピーは、新たな可能性を探求する意味で、
私も今後はよりいっそう研究に力を入れていきます。

東京門前仲町スタジオにて、マンツーマンのレッスンを再開していますので、
手軽にクラニオをやってみたいという人は、ぜひトレーニングに入会してください。

下写真）頭蓋骨の動きは体の各部に連動して表れます。

プライマリーレスピレイトリーメカニズムといいます。生命の息吹という意味ですね。

施術者とクライアントの接触部分が一体化すると、細胞レベルでの同調作用が働きます。

宇宙を遊泳するかのような、スーパートリップで強烈なリフレッシュしてください。

心身の不調・問題は治すことにとられないで、神経ネットワークにもっと別の道筋を切り開いてください。

施術者の原則は、自分が健康でエネルギーに満ちていることです。

【アレクサンダーパワーヨガ Part-51】本日のヨガ

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アレクサンダーテクニーク ヨガ講座：第377回目「片足鶴の上級」

アレクサンダーテクニーク　ヨガ講座：第377回目「片足鶴の上級」6月16日

片足鶴のポーズは「エーカパーダバカアサナ」といいますが、２種類あります。どちらもたいへん難しいアサナです。タイプⅠは片足を後方に伸ばすやつで、私のお気に入りで毎日やります。タイプⅡは片足を前方に伸ばします。柔軟性が必要なので手も足も出ませんでした。でもここ最近、少しづつ体の可動性が変わってきていて、ようやく浮上することが可能になりました。完成ともなると、そう簡単にはいきませんが、できるとこまでプロセス重視でやるのがヨガの醍醐味です。「できないから負け惜しみを言ってるんだろ！」と思う人はおバカなのです。そういう人がポーズを無理矢理やって体を壊すのです。ヨガをやって早死にするパターンです。

１）まず基本姿勢

２）両膝を左右の上腕に乗せます。

３）さて、ここからです。右足を膝を支点にして回転させます。それと同時に頭を持ち上げます。

４）さらに右足を回転させて右側に出しながら、頭もどんどん持ち上げます。

５）両腕をバーンと伸ばして体を浮上させます。このとき足を前方に送ると完成です。私はできませんけどね。それでも体のシステマチックな連動作用があらわれて、体がまたひとつ脱皮しました！

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【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-50】本日のパワーヨガ

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アレクサンダーテクニーク ヨガ講座：第376回目「ハラアサナ（鋤のポーズ）」

アレクサンダーテクニーク　ヨガ講座：第376回目「ハラアサナ（鋤のポーズ）」6月15日

農工具で鋤というのがあります。私も何に使うのかはまったく知りませんが、調べてみると畑を耕すのに使うみたいです。この工具の形によく似たポーズが、ハラアサナです。普段、運動をしていない人がいきなりやるのは、なかなかキツイかもしれませんが、数日間、繰り返しているとまあそこそこはできます。子供のころはこれくらいのこと、平気でやっていたでしょう。

１）仰向けになって、手で背中を押し上げます。

２）そしてつま先をつかんでください。ここまでが最初の段階です。バランス維持するのが、思いのほか難しいです。

３）つま先をつかめたなら、開脚は簡単にできます。

４）次に手で脚を押さえて、耳のそばに膝を近づけます。

５）腕を背中側に伸ばすと、ハラアサナです。

６）再び背中を押さえて、足を右側にに移動して下半身をひねるようにします。

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【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-49】本日のパワーヨガ

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