札幌・北海道のレトロ建物大好きおぢさん日記

札幌(北海道)のレトロでモダンな建物を見たり撮影するのを趣味としています。

札幌の古民家(蔵・倉庫)飲食店の建築探訪①

2021-06-29 00:00:59 | 古民家飲食店

ここでは、いわゆる古民家カフェとか食堂、レストランなど飲食店や食品を扱う店舗を載せていきます。

ほとんどの店舗には入ったことが無いので外観が中心となり、正確な情報がないお店もあります
私が見て気になったりレトロだなぁと思うお店、たまたま通りかかったら古いけど面白い建物であったお店など

そういうことでお店自体の情報や内容は各HPなどでどうぞ(笑)

(これまでの建築探訪で紹介した建物はダブるので載せません)

 

 

「レストラン のや」

住所:中央区北2条東11丁目23-14
閉店:2021年6月20日

 


2020年12月撮影

 

「のや」は残念ながら地域の再開発のために立ち退き閉店しました。

建物はもとは質屋さんが店舗兼住宅として使っていた。
印象的な札幌軟石を使った蔵は質屋さんで納得です
住宅部分はオープン時にリノベーションしたのかも
池も作り廻りの木々に伴って、もったいない立ち退きになったのかな。

オーナーさんは東区で「プー横丁」を営業している方で、店舗の同じ方向性にこれまた納得!
「のや」は移転オープンの予定です。

 

 

「カフェモンキーバー」

住所:中央区北1条東11丁目21




2020年12月撮影

 

カフェモンキーバーは古民家カフェでありカレーが有名なお店のようですね。

この建物は築80年と言われ、向かって右端が「カフェモンキーバー」
左端が「アンティーク Kクラシック」 真ん中の店舗は未確認です。

こうしてみると左側2店舗分があり右側を増築したような造りですね
この近辺は木造住宅がいくつかあり、貴重なレトロ地域に感じます。

 

 

「インソムニア」

住所:中央区北10条西16-1


2020年8月撮影

インソムニアはカフェ&ダイニングバーで桑園地区にある
この地区はその昔、北大教授の自宅が多くて博士町と呼ばれてコミュニティを持っていた。
この建物も田所哲太郎教授の仕事場であった。

レンガ造りの住宅はこの周辺ではほとんど見ることがなく貴重です
他の現存している博士宅は木造下見張りが多いと思う。

インソムニアは2005年にオープンし現在に至る
他の店も同様だが、利用し内部を見ることによってさらに店舗と建物の価値が高まりそうだ。

 

 

「かるいち」

住所:中央区北2条西17丁目1-20


2020年9月撮影

軍鶏鍋と焼き鳥、手打ち蕎麦のお店です
知事公館と近代美術館がすぐそばにあるので緑の環境に恵まれている場所にある

古民家(一軒家)を活用しているが
テーブルが7つとカウンターがあり中は広いようだ。

 

 

「さくら庭」

住所:中央区南15条西10丁目1-15


2020年9月撮影


築55年以上の和風古民家を活用(昭和30(1955)年建築)
洋風の小物を使ってモダンさを出している

庭には店名由来の桜の木があり、季節にはそれを目当てに客が集まるという
昔からよく或るタイプの住宅だが、その分気さくで親戚の家にご飯を食べに来た気持ちになれるとのこと。

使ってみて良さがわかるお店のようだ。

 

 

「KAKUイマジネーション」

住所:中央区南3条西7丁目


2021年1月撮影

資生館小学校の向かい、西向き一方通行路に建つKAKUイマジネーションはテナントビルで
美容室、ブーランジェリー、カフェなどが入居している

昭和初期くらいの建築だそうだが、以前は「北海道女子栄養学校」の校舎として使われていた時期もあった
一枚目の右端にある軟石の塀は、北に向かって50mも続いておりビル側には何とも狭くて有名なバーがある。

あのオフィスキューの鈴井貴之が2階を劇団の稽古場にしていたそうで、若く夢がある人たちが集まってきた
ビル 

現在は白く塗られ、上げ下げ窓や下見板張りが木造の良さが出していると思う。

 

 

「サッポロ珈琲館 北円山店」

住所:中央区北6条西20丁目1-5


2020年9月撮影


昭和6(1931)年に北大の八鍬教授が建てた私邸をカフェに転用したのは平成7(1995)年。
窓辺や柱、階段等なるべく当時のままにしている。

桑園地区はかつて博士町といわれるくらい北大教授達がこぞって住宅を建てた
北円山店だが私的にはこの辺は桑園地区であり、ちょっとピンと来なかった。

ここは一度利用があり店内撮影はしていないが、オリジナルのケーキが美味しかった覚えがある
近いうちに利用してみたい。

 

 

「auguri」

住所:中央区北1条西24丁目3-10


2021年1月撮影

 

アグーリのある通りは道幅が狭いが交通量が多く、駐車車両がいるとすれ違いが出来ない
また小さな店舗だが個性的で特に飲食店系で面白い店があってよく買い物をする

この店舗は以前はビアバーをやっていたと記憶があるが看板の「小池靴履物店」のタイトルは降ろさない
また電話番号まであるのが往時のままにわざとしているのだろう。

建物自体は木造モルタル2階建てで1948年頃の建築のようだ
これはやはり利用して内部を見るべき店舗ではないか

 

 

②へ続く