札幌・北海道のレトロ建物大好きおぢさん日記

札幌(北海道)のレトロでモダンな建物を見たり撮影するのを趣味としています。

木造校舎・閉校 富良野市の閉校

2022-08-28 20:54:59 | 木造校舎・廃校
  • 富良野市立育良小学校(1958年富良野市立布部小学校へ統合)
  • 富良野市立布部小学校上御料分校(1958年育良小から移管、廃校時期不詳)
  • 富良野市立八幡丘小学校(1973年富良野市立富良野小学校の一部・富良野市立扇山小学校の一部と統合し富良野市立東小学校へ)
  • 富良野市立三の山小学校(1974年西達布小へ統合)
  • 富良野市立西達布小学校(1976年樹海東小開校に伴い廃校)
  • 富良野市立島ノ下小学校(1981年富良野小へ統合)
  • 富良野市立老節布小学校(1981年統合により樹海西小へ)
  • 富良野市立東山小学校(同上)
  • 富良野市立平沢小学校(同上)
  • 富良野市立山部第二小学校(1995年)
  • 富良野市立樹海西小学校(2007年樹海東小と統合し富良野市立樹海小学校へ)
  • 富良野市立樹海東小学校(2007年樹海西小と統合し樹海小へ)
  • 富良野市立山部第一小学校(2008年富良野市立山部小学校へ統合)
  • 富良野市立樹海小学校(2022年樹海中へ統合し、富良野市立樹海学校(義務教育学校)へ)

※wikipediaより

 

 

「富良野市中央公民館八幡丘分館」旧富良野市八幡丘小学校 旭川・道北の建築探訪NO76
       
 

開校:大正3(1914)年
閉校:昭和48(1973)年
校舎:大正3(1914)年竣工

富良野市八幡丘

 
富良野市から3校の学校が「道北の建築探訪」に記載された
これは他の地域では珍しい 古くからの木造校舎を大事に保存していることによるだろう。
 
この学校はTVドラマ「北の国から」で子供たちが通う学校としてロケ地になった。

横一直線の建物には以前は体育館もあったのだろう
畑や牧草地の中にポツンと建つ 校庭は校舎のサイズにあっている
ブランコだけが残った遊具だ。
横には跡地としての石碑があるが、校舎は前記のドラマのおかげで生き延びている。
 
赤い屋根というのは緑の中で実に映える
また入り口上の窓桟にも特徴がある
牧歌的でシンプルな校舎はずっと残してほしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2022年8月撮影
 
 
 
 
 
「富良野市立山部第一小学校」 旭川・道北の建築探訪NO77

       
 

開校:明治43(1910)年
閉校:平成20(2008)年
校舎:調査中

富良野市山部西14線

 
富良野市山部にある2校は、明治43.44年に相次いで開校されたので
外観が似ている またバックに夕張山地の最高峰、芦別岳を従えている。
 
閉校後に別の用途が無かったか、校舎の前には木々が生い茂り全容は見えない
また校門は残っているが校名プレートは外してある。
 
こじんまりとした可愛らしい校舎で
青空がよく似あった。
 
 
 
 
 
 
 
 

2022年8月撮影
 
 

 
 
 
 
「アートファーム南陽館」旧富良野市立山部第二小学校 旭川・道北の建築探訪NO78
 
       
 

開校:明治44(1911)年
閉校:平成7(1995)年
校舎:調査中

富良野市山部西25線

 
第二小学校は閉校後に別の活用があったようだが、現在は空家になっているようだ
入り口屋根を支える3本の持ち送りが印象的なこと以外は、やはり木造校舎の現存は貴重だ。
 
しかも校門とプレートは見ずらいが現存しており、校庭内に閉校の碑、70周年記念碑もある
体育館は改築されたようで校舎に比べて新しいように感じた。
 
山部といえば芦別岳とメロン
大いなる山とのどかな山間部にある2校は、この後はどうなるのだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2022年8月撮影
 
 
 
 
 
 
「旧富良野市立扇山小学校」
  
    

開校:明治32(1899)年
閉校:昭和33(1958)年
校舎:調査中

富良野市南扇山1

 
扇山小学校は他校との統合のため移転が決まり
この場所にあった校舎は閉鎖された。
 
その後は解体され、現在は個性ある外観の会館が建つ
校庭があったと思われる場所は草地になっており、管理はされているようなので
何かに使われているかも知れない。
 
他に新しい遊具があるが木々の中に校門があった
後付けのプレートは、この校舎を忘れないために地区連合会が付けたのか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2022年8月撮影