「諏訪神社社務所」
所在地 東区北12条東1丁目
建築年 昭和9(1934)年
休館日 無し
入館料 無し
諏訪神社は長野県からの入植者達が明治14年に建てたとのこと
その後、昭和9年に本殿と社務所を新築した。
さらに本殿は昭和41年に建て替えされています。
なので社務所が「札幌の建築探訪」に記載されました。
確かに歴史を感じる木造建築になっている
敷地を一歩出ると交通量の多い石狩街道だが、中は静かに感じた
神社はやはりおごそかな気持ちになるね。
2020年8月撮影
「りんゆう観光こまくさ寮・蔵」 旧植田繁太郎氏宅
所在地 東区北9条東2丁目
建築年 昭和10(1935)年
開館時 *取り壊し済
りんゆう観光は札幌では藻岩山スキー場とリフト、層雲峡ロープウェイなど観光業の会社。
寮として使われたのは創業者の自宅を転用したもの
丸窓や水平帯などモダンな造りだったようだ。
「北海湯」
所在地 東区北7条東3丁目
建築年 明治40(1907)年
指定等 札幌景観資産 さっぽろ・ふるさと文化百選
開館時 一般見学はしていません入館料 飲食利用
明治期のレンガ造りの銭湯が残っているのは貴重だ
現在は銭湯からバーに変わっています
内部はバーの客として利用するしか見れない。
ただ外観のレンガ、アーチ、ブロック、タイルと
そのモダンさだけでも一見の価値はあると思う。
2020年9月撮影
「高城商店」
所在地 東区北7条東4丁目
建築年 昭和7(1932)年
指定等 札幌景観資産
開館時 個人宅のためありません
北海湯とは道路を隔てた隣にあるので2軒セットで見るのに便利です
お店は廃業しているので中は見ることが出来ない。
それでも異質を放つ外観から歴史を感じることが出来るね
看板類もよく見てください
それにしても、よくこのような建物が現存してくれた。
2020年9月撮影
「サッポロビール開拓使麦酒記念館」 旧札幌製糖会社工場
所在地 東区北7条東9丁目
建築年 明治23(1890)年
指定等 さっぽろ・ふるさと文化百選
開館時 11:00~18:00休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日入館料 無し(有料コースもあり)
*現在は「サッポロビール博物館」となっています
サッポロビールといえば商業施設が札幌ファクトリー
ビール園といえばこちらが浮かびます。
広大な敷地にビール博物館、ビール園、アリオ(大規模スーパー)が立ち並びます
駐車場はたくさんあり、 博物館に一番近いのはスーパー側へ行かず、北8条通りから進入し
すぐ右手の駐車場がよろしいかと。駐車代金は6時間無料だ。
駐車場から博物館はすぐだけど外にもいくつかの展示あり。
うん 最初、何て書いてあるかわからなかった。
「サッポロビール博物館」は日本で唯一のビール博物館
ここは元は製糖工場だった
博物館の見学は無料のコース(自由)、有料コース(500円、予約制、案内付き、ドリンク付き)と2コースあるが
もちろん無料の自由コースで回ってみた。
博物館なのでサッポロビールのあれこれ
旧工場事務所はモダンだったね。
内部でもレンガ、軟石むき出しの雰囲気がいいね
売店もありオリジナルグッズ満載
「スターホール」 有料だがサッポロビール飲料をいただける。
懐かしいリボンナポリンを飲んだ(チーズ付き)
懐かしいやらで楽しい
とにかく外観が素晴らしい
隣接のここは札幌ビール園の「開拓使館」
この中で毎日たくさんの人がビールやジンギスカンを楽しんでいる
ちなみにビール園施設はここに他2つあるので規模が大きい。
何年もの? ツタの枝が太い
2つのレンガ棟の見事さが見どころ
札幌でのレンガ建物といえば旧北海道庁、ファクトリーなどが有名だけど
それに匹敵する建物だと思う。
建物はぐるりと1周廻って見ることが出来るので色んな角度から撮影出来るのも嬉しいね
出来れば中でここでしか飲めないビールを飲みたいものだ。
2020年9月撮影
「曹洞宗大覚寺本堂・山門」
所在地 東区北10条東11丁目
建築年 大正3(1914)年 山門、大正9(1920)年
休館日 無し
東区にある大きなお寺だ。
こういうの見ても威厳があるね
第一の門をくぐり
これが仁王像がある山門になる
この山門は北海道最大と言われ「さっぽろ・ふるさと文化百選」には本堂ではなくこの山門が指定されている。
とにかく立派だ
大覚寺には大正建築の本堂
細かい細工
五百羅漢堂など見事な建築物がある
素晴らしい建築物でした。
2020年9月撮影
「苗穂小学校記念館」 旧苗穂小学校教室棟
所在地 東区北9条東13丁目
建築年 昭和12(1937)年
開館時 一般公開はしていません
現在では札幌では珍しい木造校舎とのことだが現役ではないようだ
一般公開はしていないので中に入れるのは在校生や卒業生、PTAや関係者だけかと思われる。
それでもよく残してくれた
卒業生や地域の皆さんのおかげであろう
面積的には教室2つ分くらいかな
当時の在校生数はかなりの人数だったと思う。
この校舎は現在の校庭の一角にあり現在の小学生が毎日目にしている
古いけどどこかお洒落で綺麗にしてある旧校舎を見て、残すことの大事さを知らず知らずのうちに学んでいるのかなと思った
素晴らしい。
2020年9月、21年2月撮影
「JR苗穂駅」
所在地 中央区北3条東13丁目
建築年 昭和10(1935)年
開館時 *現存していません
*ストリートビューより
2019年解体 何度も見慣れた駅舎だったけど撮影をしないまま解体になったのは残念だ!
歴史のある駅舎で、現在は空き地になっている。
新苗穂駅は見違えた姿で中心部寄りに建設され稼働している。
「JR苗穂工場北海道鉄道技術館」 旧鉄道院北海道鉄道管理局札幌工場第一用品庫
所在地 東区北5条東15丁目
建築年 明治43(1910)年
開館時 第二、第四土曜日 13:30~16:00休館日 上記以外
入館料 無料
*現北海道鉄道技術館
北海道鉄道技術館は東区の苗穂にある古くからの鉄道に関する工場地帯にあり
その歴史的資料は鉄道マニアなら一度は来たことがあるのでは?
私も今回初めて見学したが鉄道に興味がなくとも一級の資料と展示物は見て楽しかった。
初訪問は昨年の9月
ただでさえ月に2回しかチャンスが無いのに、コロナ禍での見学中止を解除したばかりだった。
駐車場は隣接していなく距離があると謳っていたので「アリオ」に停めた 歩いて徒歩5分程度。
が、後から車で来た人たちを敷地内すぐの場所に何台も停めさせていたが?
開館時間の30分前に入口に到着したがすでに20人ほどの行列
さらに時間が経つにつれ行列は長くなる…
外とはいえソーシャルディスタンスが取れない状況だった。
苗穂工場正門警備室で記帳をして施設内に入場
皆、真っすぐに展示館へ向かうね。
鉄道技術館は見事なレンガ造り
これは明治43年に工場の用品倉庫として建造された。
歴史を感じます
展示物はあまり載せないが、懐かしいものがあったり楽しめた。
資料館、博物館的に楽しめたのでまた行きたいね
レンガの建物も見ごたえがあったけど展示物が良かった
外に電車の展示もあったし、鉄道マニアのみならず男の子とかも好きになりそう。
駐車場までの間にJR敷地内にあるレトロ風の施設建物を発見
何に使っているのか興味ある。
「機関車検修場」 旧鉄道院北海道鉄道管理局札幌工場組立旋盤職場
所在地 東区北5条東15丁目
建築年 大正2(1913)年
指定等 さっぽろ・ふるさと文化百選
開館時 一般公開はしていません
こちらは同じ苗穂工場の敷地内にあるので鉄道技術館と同じく月2回しか見るチャンスはない。
場所は入口から技術館への途中にあるので、まずはここが最初の撮影ポイント
鉄道車両の工場だけあって大きな施設です
線路も敷いてあるので運が良ければ?シャッターが空いて機関車の移動が見れるかも?
近づくことは出来ないので少し離れた場所からズームで撮影になる
「札幌の建築探訪」では内部の写真も載っているけど一般人には無理だろう。
2020年9月撮影
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