今回は赤平市から産炭地巡りをしました
やはり炭鉱に関する建物が多いが、市街地にも素敵な建物が残っていると感じた。
「赤平 徳川城」
所在地:赤平市幌岡町147
建設年:1991(平成3)年
指定等:なし
ここは結構有名な建物で、国道から見上げるように見えるので初めて見た人は驚くだろう
一般企業(人形の製作と販売)の施設ですでに廃業している
ただ敷地内への「立入禁止」標示やロープなどもなく真下まで行った。
訪問時はパトカーがいたので定期的に監視していると思う。
天守閣は本州にある本物の城のようだ
ただ一面だけは特に洋風の窓造りが見られる
北海道には天守閣を持った城が松前城くらいしかなく
とても面白い存在だ
歴史的な価値はないのでドライブのついでに見に行くくらいか
2024年8月30日撮影
「豊里記念の丘公園の展望台」
所在地:赤平市宮下町3丁目8
建設年:(不明)年
指定等:なし
公園自体もそんなに昔からある公園でもなさそうだ
段々になった地形の一番下に石碑があり、元鉱山跡だということがわかった
駐車場は下と上にあり、特になにがあるというわけではない公園にしては充分な駐車場だと思う
所謂、展望台だろう ユニークな形の展望台があった
ここへはストリートビューで散策し見つけたもの
ただ以前は塗装が剥げており、そこがいい雰囲気を醸し出していたが
現在はきれいに再塗装されている
綺麗になったのを残念がるのもなんだが……
またビューにはこれまたユニークな公衆便所があって期待したが
これは撤去されていた 残念!
2024年8月30日撮影
「赤平市内の住宅」
所在地:赤平市泉町
建設年:不明
指定等:なし
詳細は不明だが、その大きさと複数ある玄関により集合住宅と思われる
中には店舗としての活用もあったかも知れない
一番古い2012年のストリートビューでもほとんど同じ建物だ。
正面から見るとマンサード屋根の建物に増築を重ねたように見えるがどうか
縦長窓が多くすっきりしており、枠が木製なのも素敵だ
見る場所によって表情が変わる建物だった。
2024年8月30日撮影
「旧住友赤平炭鉱立坑櫓」
所在地:赤平市赤平485番地
建設年:1963(昭和38)年
指定等:日本遺産「炭鉄港(たんてつこう)」
赤平駅の裏側にあり、赤平市を象徴するような施設
過去に赤平を通ったときも停まって見れば良かったように目立つ。
隣に入館無料で約200点の展示資料がある「ガイダンス施設」に寄るのもよし
立坑櫓の内部見学は有料で実施されている
空知地区を代表する炭鉱の一つで、このような立坑魯は歌志内市や美唄市、三笠市などにもみられる
炭鉱は平成6年(1994)年に閉山した
尚、事務所棟の向かいにも廃墟の施設があり、炭鉱で働く人たちのための浴場「坑口浴場」のようだ。
何かの催事で見学が出来る可能性があるかも。
住友の井桁マークの跡が残る
2024年8月30日撮影
「北炭赤間炭鉱原炭ポケット」
所在地:赤平市美園町1丁目
建設年:()年
指定等:なし
「ズリ山展望台」に登る駐車場には説明看板とトイレがある
奥に目を移すと古いコンクリートの建物が目に入る
これが原炭ポケットと呼ばれるもの
この一帯は石炭に混じる不純物を取り除き、品質別に選別をする施設があった。
昭和48年に赤間炭鉱が閉山し他の施設は取り壊されたが、採掘された石炭を一時保管する原炭ポケットの一部だけが残されている
同様のものは美唄市にもある
近くまで寄れるが柵内は立入禁止だ。
2024年8月30日撮影
「三浦電機倉庫」
所在地:赤平市茂尻春日町2丁目
建設年:(不明)年
指定等:なし
詳細不明
会社の本社は同じ茂尻にある
外観から当初は会社社屋として使用していたように見える
連続した縦長窓に歴史を感じる
また住宅ではよく見る板張りだが、横の下見板張りは多いが
縦の板張りで古い建物はあまり見たことがなく珍しいと思った
縦の板張りはすっきりした印象を与えるように感じる
2024年8月30日撮影
「家具インテリアのやまもり」
所在地:赤平市茂尻中央町南3丁目7
建設年:(不明)年
指定等:なし
家具店の詳細は不明だが現役の家具店
何より一階の売り場窓の形状が懐かしさを覚えた
1970年代あたりだろうか
白地の枠は柔らかな曲線を持ち、今の時代には新鮮に思える
よく見ると店舗入り口の形状は若干窓と違いお洒落になっている。
2024年8月30日撮影
「旧北海道大賀クロージング」
所在地:赤平市茂尻春日町3丁目2
建設年:1970(昭和45)年
指定等:なし
雇用の面で赤平市に貢献していただいたが本州の拠点に集約するそうだ。
2024年8月30日撮影
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