札幌・北海道のレトロ建物大好きおぢさん日記

札幌(北海道)のレトロでモダンな建物を見たり撮影するのを趣味としています。

木造校舎・廃校 札幌市の閉校⑦ ※旧篠路高校、旧拓北高校を追加しました

2023-05-01 10:11:46 | 木造校舎・廃校

札幌市の閉校(小学校)  ※赤文字はレポート済 ※緑文字は今回レポート

中学校


高等学校
 北海道札幌石山高等学校(1980年北海道札幌平岸高等学校〈現:市立札幌平岸高等学校〉へ統合)

※wikipediaより

 

 

 

「旧北海道札幌篠路高等学校」

 

開校:昭和61(1986)年
閉校:平成25(2013)年
校舎:昭和61(1986)年竣工 

北区篠路町篠路372-67

 

札幌市も少子化により小中高等学校の再編が進み
平成23(2011)年には手稲区の道立稲西高と道立稲北高が統合し「あすかぜ高校」となる
そして平成25(2013)年に道立篠路高校と道立拓北高校が統合し「北海道札幌英藍高等学校」となった。

校舎は旧篠路高校を再利用している
篠路高校時代に通りかかったとき生徒さんが道路のごみ拾いをしていて
感心した記憶があった。

 

校舎は無駄の無い箱形で、良い意味では合理的 悪い意味では面白みがないデザインかと思う
学校の周りは原野や牧草地などが広がり、住宅も少ない場所にある。

新校舎をこちらに選んだ判断は知らないが、地理的により札幌市内中心部に近いからだろうか

 

 

 

 


2023年4月撮影

 

 

 

「旧北海道札幌拓北高等学校」

 

開校:昭和63(1988)年
閉校:平成27(2015)年
校舎:昭和63(1988)年竣工 

北区あいの里4条7丁目1-1

 

上記の篠路高校と統合し閉校した。

篠路高校と竣工は2年しか違わないのに、校舎のデザインの違いは大きい
ただ真横から見ると普通の箱形に見える。

それでも私の記憶ではお洒落な学校が出来たものだと覚えている
場所が「あいの里公園」に隣接しており国道337号線の向こう側は当別町である
このような地理的な状況により統合後の校舎は篠路高校になったのではと推察する。


旧篠路高校は2013年に「北海道札幌英藍高等学校」となったため閉校したが
旧拓北高校は2年生、1年生の卒業を待って閉校したので2年のずれがある。

 

現在は2016年から「北海道札幌あいの里高等支援学校」が再利用している。

 

 

 

 

 

 


2023年4月撮影

 

 

 

「旧札幌市立もみじ台南中学校」

 

開校:昭和54(1979)年
閉校:令和4(2022)年
校舎:昭和54(1979)年竣工 

厚別区もみじ台南7丁目-3


本来であれば「札幌の閉校③」が厚別区分なのでそちらに組み入れたかったが
閉校数が多くて入りきらなかった。

もみじ台南中学校は札幌市で60番目の中学校として開校した
場所は南隣が北広島市、東隣が江別市と札幌市のハジである。

閉校時の生徒数は各学年が1クラスづつ、特別支援学級が2クラスで
堂々たる校舎に比べて最後は随分寂しい校舎になったようだ。

閉校が令和4年3月、今回の訪問は令和5年の3月 1年の間に跡形なく取り壊しされた。
しかも塀が嵩上げされており、次の利用のために工事したように思える。

当然グーグルストリートビューには校舎の写真が残っている
現在の学校の面影はわずかに正門前(校名プレートは無し)、それと昨秋と思われる銀杏の実が落ちていた。

イチョウの木が学校敷地内にあった証であろう
もっと早くに来ていれば良かった もしかするとこれから閉校記念碑が出来るかも知れない。

 


※2022グーグルストリートビューより

 

 

 

 

 


2023年3月撮影

 

 



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