長毛黒白猫は、すんなりとケージ生活に入り、手を出せば頭をこすりつけて甘えているようです。
やはり飼い猫だった可能性はありますね。年齢も1歳位のようで、楽しく暮らせる終の棲家を探してやりたいです。
茶シロ長毛くんは、どうやら発情のようで、ご飯も食べずに走り回っているようです。 休憩でご飯を食べに来た時に、捕獲器に入りましたが、力があり、捕獲器の蓋部分を押し曲げて4-5センチの隙間をつくり、力づくで出て行ってしまいました。
こんなに小さな頭なのか!と驚くほどの狭い隙間です。猫は頭が出たら、出られるというけど、そこから体重5キロ位が出たと思うと、信じられないけど、出たところを見たので、本当なんですよね。
この子はもう捕獲器で捕まえるのは無理なので、餌やりさんが馴らしてケージに入れるしかありませんね。
この日のターゲットは昨年産まれたメス猫でした。 未手術のオスが走り回って手術済のオスやメスを追いかけまわしていたので、猫はパニック状態。餌場にはいつも来る猫達がいませんし、約束していた餌やりも来ません。 唯一、ターゲットメス猫だけが残っていましたので、捕獲器を仕掛けました。
早朝なので寒く、朝食を車の中で取った10分か15分の間に、捕獲器には猫が入った形跡がはっきりと残っていましたが、猫はいませんでした。
これは人間が捕獲器を開けて逃がしたようです。 今まで、3回位かなあ、人が開けて猫は逃がされました。 手術して、風邪の治療をして帰ってくるのに、それさえ我慢できない餌やりがいるんですよね。
カラスに襲われたり、ボロボロと死んでいく子猫を見ても(仕方がない、野良だから)と言います。目の前で捕獲器の中にいるのが可哀想・・だけの餌やりで、目先の事しか考えられません。 せめて公園中の猫達が十分に食べていけるような餌を持って来て!と言いたいけど、ひとつまみの少量の餌をあちこちに置くだけで、自分は猫を助けているボランティアだと言い張りますよ。
このメス猫も、もう捕獲器では無理でしょうねえ。 餌やりさんも触れないと言っているから、出産するんだろうなあ。
という訳で、この日の捕獲は大失敗。 捨てられた猫の保護も無理みたいです。