家族を見つけたい猫ちゃん

保護猫達の家族を探します。
地域猫活動、TNRした猫達、保護猫、我が家猫も紹介します。

4匹の乳飲み子

2021年04月17日 | 日記

生後2日目の子猫を人の手で育てるというのは大変です。

親のおっぱいを飲んでいない子に十分な免疫力がつくのか? 体温を保てるか? 突然死しないか?

子猫に1-2時間おきのミルクが必要なのは、1回に1ミリ位のミルクしか飲めないからです。

飲めるのであれば1時間おきでも良いのでしょうが、飲めないので、ちょくちょく飲ませるようにします。 1ミリしか飲まなくても、いつも人肌に温めたミルクにして親のおっぱいに近づけます。 

親がいれば、飲みたい時に飲めば良いし、排泄物も全部なめて綺麗にしてやりますが、人がすると、タイミングに間に合わない事もあるし、出そうとしても出ない事もあります。 ミルクも口からこぼれます。 これをただ1日10-12回繰り返すだけなんですが、たった1ミリを誤嚥して誤嚥性肺炎にならないか? 案外緊張の連続です。 

そうして生後10日。今日までに4匹とも目が開き、少し猫らしくなった・・・というところです。

猫の爪は出したり、引っ込めたり出来るようになっていますが、小さい時は、出っぱなし。案外痛いです。

ミルク順番待ちの子は、手探りで服を登ってきて、チュッチュッと吸い付いたりしますので、服はひっかき傷でボロボロ、その下の肌も痛いです。

(目が開いて最初に見た人をお母さんと思うんでしょ。 いいなあ)って、それ、鳥の刷り込みの話じゃないですか? 人馴れするので、人懐っこい子、人を怖がらない子にはなりますが・・・

楽しいと思われるみたいだけど、まだまだ予断を許さない、急変があってもおかしくない状態で、緊張は続きます。

子猫を見つけてしまっても、親がいるなら、安易に連れていかないで。

生き延びないかもしれませんよ。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする