家族を見つけたい猫ちゃん

保護猫達の家族を探します。
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FIPのアクセルくん

2023年10月14日 | 日記

FIPのアクセルくんのその後のご報告です。 アクセルくんのために寄付して下さった皆様にお礼申し上げます。

アクセルくんは、車のエンジンルームに入り込んで、助けられた猫です。 まだ里親募集もしていない小さい頃に、お見合いの話も出た位可愛らしい長毛子猫でしたので、つき合いは短くなるのかな、と思っていましたが、なんとなく様子がおかしい事から、検査をして、ドライとウェットの混合タイプのFIP(猫伝染性腹膜炎)と診断されました。 FIPは、4年位前だとほぼ100%の死亡率。 今もかなり高い死亡率と思います。 私も今までに数匹の猫をFIPで亡くしています。 診断を受けてから亡くなるまでの期間は短く、すべて1週間位で亡くなっています。

今回、新薬のモルヌピラビルの使用に踏み切りました。 踏み切る・・・という事は、獣医さんも私も、初めての経験で、まだ一般的に使われていない薬だということです。 効果もリスクもまだ十分な情報がない状態だと思います。 費用もネックになりますが、新薬の前に使われた薬よりは3分の1位だとの事。 でも20-30万円位かかるのは保護猫を沢山抱えているものにとっては負担です。

アクセルくんは、84日間の投薬をスタートし、短期間で腹水がなくなり、元気になってきました。 最初の頃は週1の検診で、炎症マーカーなどをチェックするため検査しました。 日がたつにつれ2週間に1度の検査。 投薬が終わってからはウィルス検査を外注。 

現在は投薬終了後のウィルス検査で陰性となり、2週間後の炎症マーカーの検査を終え、2週間後のウィルス再検査で陰性が出たら、FIP寛解となるかと思います。 外注検査となりますから、3週間後に、結果が出るのではないでしょうか?

生後2カ月半でやって来た子もすでに生後7か月となりました。 長毛もこの夏の暑さで、すっきり半長毛と言った感じです。

FIPの子にストレスは禁物といいますが、不妊手術は必要です。 それがどれだけのストレスとなるのか? 再発はあるのか? 未知の事になります。 慎重に、次のステップへと進んでいかなくてはいけません。

幸い、アクセルくんは、甘えん坊の人好きとなりました。 抱っこ大好き! ケージから出ると真っ先に、抱っこを要求し、いつまでも離れません。  可愛い子なので、なんとか理解ある里親さんを見つけてあげたいと思うのですが・・・もう少し時間がかかります。

コメント (3)
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