2015年から始まった約570世帯団地での地域猫活動。
2014年から1年間毎日通って、83匹まで確認した猫達も、子猫を保護したり高齢で亡くなったりと、地域猫が始まる時には50数ひきで始まりました。
団地住民ボランティアが猫の会を作り、中心となって活動する町会による本格的な地域猫活動です。 あれから8年が過ぎようとしています。
猫は14匹となりました。
ボランティアの私を始め、住民ボランティアも年齢を重ね、本人にも家族にも、次々とトラブルが続きます。 皆で助け合いながら、毎朝の餌やりと糞取りは続きます。
猫の数は少なくなり、それなりに楽にはなっていますが、残る猫も高齢になっており、ボランティアも高齢、大変になっています。 これが地域猫活動の現実です。
途中で頓挫する活動があるのも、うなづけます。
毎年、活動報告会を開いていらっしゃいましたが、コロナが広まるにつれ、それもなくなりましたが、写真展は開催されています。 活動報告は行政には報告が続いています。
今年の写真展、行けないかなあと心配しましたが、行ってきました。
猫の写真は、2枚づつ・・・以前の写真と現在とを比べると、年齢を重ねた事がわかります。
私が初めて行った時に子猫だった子が9歳。 その時に若くはつらつとしていた猫達も11-13歳で、今年の冬を越してくれるか心配です。
住民ボランティアさんは、優しく、辛抱強く、とても頑張って来られました。その方達にお礼を言われる住民達の姿もあり、それが支えでもあるでしょう。
私は、ほぼ何も出来ずに見ているだけなんで、申し訳ないですが、ボランティアの方々に感謝と尊敬の気持ちはあります。 野良猫が高齢となり、見守られている姿は素晴らしいですよ。
でも大変なので、地域猫活動をお勧めする訳ではありません。 出来る場所ならやってみたら良いと思いますが、続ける事は別です。 色んな問題を克服しながら続けて来られたことが素晴らしいです。
特別な場所です。