ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/23日 知立市川岸緑地園の人工池の周りで見た花や昆虫たち

2020-07-23 15:12:10 | 草花
山の神様のお買い物のお付き合いをしていて、「待ちの時間」が長かったので、店の外に出て、すぐそばにある人工池を見ていました。
この池はすり鉢状になっていて、大雨の出水時に隣を流れる吹戸川の水量調整用に設置されたもののようですが、面積は精々100平メートル程の、ごくごく小さな人工のもので、すり鉢の底の部分では、水面の高さプラス30㎝位のところに周回する道が付けられています。
以前は池の中には錦鯉が3~5匹くらい泳いでいましたが、近年、その姿を見かけなくなりました。
彼等が居なくなったお陰かどうか、水面に草が生え始めてきて、花も見えるようになりました。
ミカワタヌキモ(イトタヌキモ)が花盛り ↓


その茎がマット状に繁茂 ↓


茎の部分を取り出して ↓


花の拡大 ↓

ミカワタヌキモは湿地、溜池などに生育する繊細で小型の1年草または多年草です。
小生はそれと知って初めてこの草と対面しました。
以下にネット上から拾った記述を引用しておきます。
(引用開始):ミカワタヌキモはイトタヌキモとも言い、湿地、溜池などに生育する繊細で小型の1年草または多年草。湿生状態で見られることが多いが、溜池などで浮遊状態で生育することもある。
根はなく、茎はごく細く直径1mm以下の糸状、浅い水中または泥中を横走し盛んに分枝して絡み合いマット状となる。水中には水中茎を、泥中には地中茎を横走し、どちらの茎にも捕虫嚢をつける
水中茎は淡緑色で、2叉状に分枝する繊細な葉がまばらにつく。葉には普通0~2個ときに3~4個の捕虫嚢をつける。
地中茎は白色で葉緑体を持たず、新しい茎では捕虫嚢をまばらにつける。(引用終了)

上の記述中で、小生が興味を持ったことは3つありました。
その1、根が無いということ。
その2、水中茎と地中茎の二種類の茎があるということ。
その3、捕虫嚢を持つ食虫植物であるということ。
この3点について実物を採取して調べてみました。

根が無いということについては、上から三番目の写真のとおりなんですが、これが根ではありませんということでしたら、「そうですか?」というしかありませんね。
水中茎と地中茎の二種類については、同じく上から三番目の写真で、真ん中の白い茎が地中茎のようで葉緑体がありません。それに対して外側の茎は緑色をしているので、これが水中茎なのでしょうね。
捕虫嚢については、現物を虫眼鏡で拡大して眺めましたが、「これがそのものだ」・・・とは確信できませんでした。



スイレン ↓





ここでは黄色と薄ピンクの二種類のものがありました。薄ピンクのものは花が大きかったですね。(花にイトトンボがとまっていました。)


らぶらぶのイトトンボ ↓

こういうカップルもいました。



錦糸梅 ↓

随分遅いのですが未だ花が残っていました。



シオカラトンボ ↓

ここでは雄のトンボを見ました。拙庭に来てくれるのはどういう訳なのか雌ばかりです。



ヘクソカズラ ↓

見苦しくピンボケになりました。



ガマ ↓



池の南側の岸辺近くでガマが蔓延っています。
フランクフルトソーセージのような穂を4本頂いて来て、只今玄関に活けられています。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする